ニトラム／NITRAMの作品情報・感想・評価・動画配信

映画の感想としてはカメラワークや質感が良く
みんなの演技力が高くて没入できた
最後のシーンでのカメラワークや母親を最後に映すシーンを観てなんとも言えない気持ちになった

殺人は絶対的に良くないんだけ…

【一体どうすればよかったのか】

監督：ジャスティン・カーゼル（2021年・豪・112分）
原題：Nitram

本作は、1996年4月28日の午後、オーストラリア・タスマニア島ポート・アーサーで起…

普通になろうとしてもなりきれなかった、ある事件の犯人を描いた作品。冒頭から主人公の青年は何かしら疾患を抱えているのだろうことは予測できたが、事件に至るまで何が彼をその気にさせたのか、気に食わなかった…

続けてジャスティン・ガーゼル監督作品を鑑賞

とても好きです！！
監督自身は1990年代にオーストラリア タスマニア島で起こった銃乱射事件の実話を元にこの作品を手掛けたそうで
監督が訴えたかった事は…

実際にあったポートアーサー事件の犯人の話。

事件を起こすまでのニトラムの人生が描かれてるけど、なんで35人も殺すようなことをしたのかよくわからない。
両親もおかしな人ではないし、持って生まれたもの…

主人公の周囲の閉塞感がひしひしと伝わってきていい
ニトラムのことは到底理解できなくて恐ろしすぎるのに、ちょっと共感をしてしまうところもあった。演技がすごい

話は結構大事な部分が脚色されててどうなん…