たむたむ

ベニー・ラブズ・ユーのたむたむのレビュー・感想・評価

ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)
3.7
【一途な想いは止まらない】
本作が初長編となるカール・ホルトが監督・脚本・主演を務めるイギリス産ドールホラー。

幼少期を共に過ごした、愛着のあるヌイグルミや人形たち。持ち主が興味を失ったことをキッカケに、殺人鬼と化し巻き起こす惨劇を描く。

チャッキーよりキュートなキラードール爆誕♡
無垢な殺人鬼・ベニーは、セサミストリートのエルモを思わせる見た目。そんな彼?に振り回されるジャックの姿は、言うこと聞かないペットの悪戯に手を焼く飼い主のよう(笑)とにかく私はベニーの動きと声がドツボにハマり、包丁を手に向かって来るたびニヤニヤ(〃`𓎟´〃)あんなのに恐怖を感じようったってムリw

全体的にブラックコメディ要素が強いので、良くも悪くも、B級テイストのノリが受け入れられるかどうかが評価の分かれ目かと。刑事はポンコツだし、バンバン人が死ぬし、犬も猫も殺されるシーンがあるし、内容はかなり低俗。
グロゴア描写も激しめながら、手作り感あふれるチープさとコミカルに振り切れた演出なので、余り得意じゃ無い人も大丈夫じゃないかなと!
ストーリーもディティールも悪ノリで作ったようなクオリティだけど、個人的には好きでしたね。

裂けた腹から飛び出る腸が、紐グミみたい(笑)
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