たむたむ

特捜部Q Pからのメッセージのたむたむのレビュー・感想・評価

特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)
3.6
【この事件を解読せよ】
ユッシ・エーズラ・オールスン原作の人気ミステリー小説シリーズの映画化3作目。

☆ちぃ坊とたぁ坊の気まぐれ映画探訪☆
( ꜆ 'ᵕ' )꜆第17弾も引き続き『特捜部Q』マラソン!

海辺に流れ着いたボトルから「助けて」と書かれた手紙が見つかる。ほぼ解読不能な状態のなか差出人の頭文字「P」を頼りに、行方不明者の捜索にあたる特捜部Qメンバーが、事件の謎を追う様を描く。

前作の一件のショックからか、すっかり意気消沈の腑抜け状態となったカール。意外とナイーブw
序盤はアサドが主体となって事件に駆り出されることになるカールですが、中盤以降はしっかり美味しいとこをさらっていくあたり、やはり本作の主人公は彼なんでしょう(笑)

今回の犯人は正真正銘のワル!(*`罒´*)
どこかエドワード・ノートンを思わせる風貌のキャストが演じてますが、静かな狂気を不気味に漂わせる様が印象的でした。

動機がイマイチ不明瞭なのが消化不良ではあったけど、本作はカールとアサド以外の特捜部Qメンバーの活躍や、地方警察署所属の美人女性刑事リーサなど初登場キャラが多く登場するので、カールとアサドの関係性ふくめ、人間関係の変化にも要注目。個人的イチオシは、イケメン捜査官のパスゴーなんですが……うぉあ!(泣)

前2作から監督が交代している影響からか、陰鬱さが抜けた印象はあるかな。。良くも悪くも王道の刑事ものといったテイストで見やすい反面、宗教を題材にしていることもあり、背景の複雑さは否めずですが、本作も上質なミステリーでした!

ちぃちゃん、今回もありがとう(*´ ³`)ノ ♡
ラストは少し呆気なかったけど、終盤の西村京太郎ばりのスリリング展開はドキドキしたわぁw
いよいよ次回は4作目!次の事件も楽しみだ♪
たむたむ

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