阪本順治監督初期の熱血将棋士たちの青春模様を描いた、フレッシュな群像劇。やはりこの監督は関西人だけあってアグレッシブな演出がイイ。井筒和幸や三池崇史とは違ってホンワカしており仄かにシュールな世界観が…
>>続きを読む欧陽菲菲
新世界と通天閣が堪能できる。
全体にアート感が漂う、庶民のための庶民の映画。
『どついたるねん』『鉄拳』に続いて荒戸源次郎さんと組んだ作品。
役者たちの手垢にまみれていない演技がいいです。…
「フェスティバルゲートのない新世界はなんて暑苦しくさわやかなのだろう」だなんてことは俺は死んでも言ってやんない。赤井はほんとにええごんたくれだったねえとは思うけど、「大物を上手く使えない」という阪本…
>>続きを読むこれも、スケールの大きな傑作だった。
ここのところ、U-nextで、阪本順治作品を見ている。これは公開当時見ていなかった。2023年5月に見る。赤井英和のまなざしが良い、ホンが小気味よくてよい。デヴ…
新世界三部作の一つ。
エヴァンゲリオンでよく見られる、一文字だけ赤になった明朝体がL字に表示されるテロップは、実はこの王手がオリジナルだ。
住所不定の賭け将棋師、赤井英和が通天閣に勝手にポストつけ…
人柄が、土地柄が、誰かの止まり木になり、誰かの居場所になる。嘘も見栄もハッタリも、全部呑み込んでは笑い飛ばし、許容し合う懐の深さ。
来るものは拒まず、捨てる神いれば拾う神あり。
誰かの煌めきの一…
数年前、同じ阪本順治×赤井英和の『どついたるねん』が大好きで『王手』も期待して観たが途中で寝てしまった。
今回見返したが一言でいえば退屈。赤井英和が「演じる」ことで『どついたるねん』の下手ウマさがな…