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愛のコリーダ 修復版の作品紹介

愛のコリーダ 修復版のあらすじ

昭和11年。東京・中野の料亭「吉田屋」を舞台に、そこの主人である吉蔵と仲居の阿部定が出逢いたちまち惹かれあう。昼夜を問わず体を求めあう二人の愛はエスカレートし、やがてお互いの首を絞めて快感を味わうなど、危険な性戯におぼれていく。定は吉蔵の愛を独占したいと願うようになり、ある日、吉蔵を殺して自分だけのものにしようと包丁を手にした。

愛のコリーダ 修復版の監督

愛のコリーダ 修復版の出演者

原題
L'Empire des sens
製作年
1976年
製作国
日本フランス
上映時間
108分
ジャンル
ドラマ恋愛

『愛のコリーダ 修復版』に投稿された感想・評価

ワンコ

ワンコの感想・評価

5.0
【時代を超えて語りかけるもの】

公開当初は超センセーショナルだった性描写も、今や、過激なAVの登場で過去のものになってしまったのかと思いきや、なんのなんの、やはり大島渚監督の画力は、色褪せないというか、今でも群を抜いてるなと改めて感じた。

冒頭の、料亭のあたりに雪がしんしん降りうっすら積もる場面、喜多川歌麿の肉筆画「深川の雪」を思わせる。

これは、深川の料亭の雪の降る日の芸者衆を描いたものだ。
長らく行方不明になっていて、近年発見され、修復された喜多川歌麿の傑作の一つだ。
喜多川歌麿は、美人画を描かせたら当代随一とされる浮世絵師だが、その魅力は描かれた女性の艶っぽさだ。

そして、映画「愛のコリーダ」は、その後の展開では、「春画」のような性描写の場面が続く。

大島渚監督は、この作品を撮るにあたって、映画「四畳半襖の下張」を意識したと言われているが、同名の原作は永井荷風の小説で、永井荷風が描いたとされる春本(春画集のこと)もあるのだから、春画のようだと感じるのは当たり前なのかもしれない。

因みに、「深川の雪」は箱根にある岡田美術館の所蔵で、別途、春画を展示しているコーナーもあるので、「深川の雪」の限定公開を狙って訪れるのも良いかもしれません。
歌手のあいみょんは、春画愛好家だが、今は容易に春画を集めた画集を手に入れることができるほか、研究家の本などもあるので、ご覧になってみて下さい。

そして、作品について思うのは、人間の奥底に潜む性的な結合を求めてやまない人の心は、至極当たり前のことではないのかいうことだ。

身体のフィーリングが合うのであれば尚更ではないのか。

人間の三欲を語る時、「権力欲」と「睡眠欲」、「集団欲」は選択肢になるが、「食欲」と『性欲』を外す人はいないと思う。
更に、触れ合いたいという「集団欲」は、ちょっと「性欲」にも通じるものがある気がするのは僕だけではないように思う。

確かに、この阿部定事件のようなケースや、有名なアメリカのプロゴルファーのセックス依存症のような状況は許容出来ないと思うが、趣味が合うとか、(曖昧いだが)価値観が合うとか、そういう言葉で説明できないものが、僕達の心の奥底には絶対眠っているのだ。

狂おしいほど好きな相手であれば、ずっと身体を合わせていたいと思うことだってあるはずだ。

場合によっては、落ちるところまで落ちても良いと思うことだってあるだろう。

最近の映画で言えば、「花束みたいな恋をした」では趣味などを通じて付き合った二人は別れたが、ネットフリックス作品の「彼女」や、この「愛のコリーダ」では、人は落ちるところまで落ちてしまう。

「花束みたいな恋をした」を否定して、「彼女」や「愛のコリーダ」を肯定するつもりはない。

どちらも人の揺れ動く心によるものなのだ。

海外では「愛のコリーダ」の無修正のDVDが販売されていて、男性器が見えたのは何回とか、女性器の陰部が見られるのは何回とか、実際に挿入が確認できるのは何回とか、下世話なところのが注目されることが多いように感じる。

しかし、僕達の心の奥底に潜む…というか、当たり前にあるはずの性への欲求を、改めて客観的に考えてみる機会に出来たらいいのにと思う。

それが、単純な性欲なのか、狂おしいほど好きになったが故のものなのか。

「愛のコリーダ」にしろ「彼女」にしろ、人を殺すなんて出来ませんなどと極端な結末を前提に考えるのではなく、心の奥底に潜むものを感じながら、自分自身と照らし合わせて観るのが面白い作品だと思う。

事件後、戦前も阿部定に同情が集まったというのは、これを自分自身の心の底に潜む感情として考えた人が多くいたということではないのか。

大島渚監督の、まるで日本の伝統的な浮世絵と春画を映像に蘇らせたような画力と、そこから感じ取れるエロティシズム、物語の展開は、僕達の心の奥底を照らして、問うているような気がする。

あなたは狂おしいほど人を好きになったことがありますか?…と。
maruco

marucoの感想・評価

4.0
愛のコリーダ(修復版)観ました。
四六時中出し入れしてた。
お互い大事なとこが摩擦熱で滲みへん
かったんかな…、 そんなん思た。
そしていっぱいまぐわうシーンを
観たけどmarucoとしては意外と
性的興奮は少ない。いやほぼ無い。
きっとそれは女marucoとしては
(まえわざ)が少な過ぎる…
自分で言うてて照れる😅
でも定(さだ)はな、
吉蔵によく尽くしたと思う。
それこそ四六時中吉蔵のあそこを
いじってた。ほおばってた。
このホーバリはね、
なんかアオラレのパクりみたいな
言いかたしてかんにんね。
まじで笑ろてられへん、
顎関節症と言う難病に気をつけな
あかん。
そしてね、時には定は夜道の暗がりには
吉蔵の着流しに手を突っ込み、
性器を掴み出し握りながら歩いた。
まるで懐中電灯みたいやった。
足元照らす懐中電灯そっくりやった。
電気も付けへんのに…、
もちろんその時も二人やで。
吉蔵は懐中電灯の持ち主やからね。
そして又別の日には吉蔵が
ションベンしたいと、
便所で用足ししてるときも、
定はあれがしたいしたいと、
便所の前でイライラしながら待つ。
そのうち定は、
便所に行かずとも自分の中で
済ませたらええ…と。
この時さすが吉蔵は苦笑いしてたな。
だけどこないなったらもはや、
定には、
淫乱どんすの帯締めなーがら〰️🎶、
花嫁ごーりょおは何故泣くぅのだろ、
こんな小粋な都々逸が浮かんだ。
そうそう、それと、
なんぼ入ると言うても、
なんでもかんでも、
入れんといてくれるぅ💦?
marucoやったら鶏の産卵の
カッコしたらきっと卵とともに、
プッ💨と屁が出ちゃったかもしれへん。
でも、
やっぱり本作ラストシーンは
哀しかった。二人は心底、
惚れあってたんやろな。少し泣けた。

最後に、
ほかのシーンはボカシで我慢するけど
切断された性器だけは、
本物を見せてほしかった。
もちろんそれは吉蔵こと、
藤竜也さんの珍宝やで!
死んだふりした本物の珍宝やでぇ✨
藤竜也さんへ。
大好き❤️です。
marucoは貴方のファンになりました。
吉蔵は可愛えぇ男でした。
そして『有終の美を飾る』とは、
このようなことではないでしょうか!
一生のお願いです…
ピンピンと、よう動く、働く、
ええ仕事しまっせ!
こんなカチンカチンちんぽこ、
見せてちょうだい❕
(追記)
1つ、
marucoが興奮したのは、
吉蔵と定の正常位の美しさ!
marucoは横から見るわけですが、
定を下に置き、
吉蔵が上から被さってるんですが
この定の情愛溢れる激しいしがみつき、
吉蔵の包容力抱擁力、密着感。
鍛え上げられた肢体の色気、
これには率直に惹きこまれました。
言葉にならない程感じました。
性行為そのものより、
この正常位の美しさに心打たれました。

いいねを頂けた方々に心から、
お礼を申します。
本当に有難うございました💝

マタアイマショウ
磨

磨の感想・評価

3.1
大島渚4Kリバイバル上映その②。
昭和11年に起きた、愛する男を殺してち○こ切っちゃったという「阿部定事件」を題材にした作品。
直前に観た「戦場のメリークリスマス」で大島渚監督作品に初めて触れ今更ながら氏の作品に夢中になった事と、この阿部定事件にも興味があり(あらぬ誤解を受けそうだ)、本作を観るのが楽しみだったのですが…

正直、ビックリした。R18という事である程度は覚悟していたけど、想像の遥か上を行っていた。日活ロマンポルノやAV顔負けの性描写の連続で、冗談ではなく全体の九割が濡れ場だったような気がする(笑)
気になっていた事件が出てくるのは残り数分、もはやエピローグのような扱い。

思っていたのと違っていたけど、藤竜也さんにメチャクチャ色気を感じるし、阿部定役の松田暎子さんの醸し出す雰囲気も強烈。二人が描く濡れ場はただのエロではなく、芸術やアートと域。この辺りはさすが大島渚監督だと思う。

まぁ、この低評価は個人的に作品が合わなかったという事で勘弁してください(笑)

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