尼僧ヨアンナに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「尼僧ヨアンナ」に投稿された感想・評価

よつゆ

よつゆの感想・評価

3.8

まず画面を支配する白黒の画が良い。
それだけで見ていられる。

こうした宗教的な物語はどうも惹かれる。
悪魔に憑かれた修道院の存在を確かめるべく彼の地に訪れた神父。
この設定だけで好き。
悪魔、尼僧…

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Sari

Sariの感想・評価

3.7

押し付けられた教義に反抗する人間の本性を描き、イエジー・カヴァレロヴィッチの幾何学的視覚様式が冴え渡る、聖職服を身に着けた男女の抑圧された愛の物語。
1961年度カンヌ映画祭審査員特別賞受賞作品。

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TS

TSの感想・評価

3.5

短文感想 75点
悪魔に取り憑かれたとされる尼僧を、司祭が悪魔祓いを行うという話。まず、話の中身よりも白黒による映像が美しく感じます。イェジー・カヴァレロヴィッチ監督の作品は今回が初めてですが、人物…

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324

324の感想・評価

3.8
堕落の伝播、愛の受肉、舞踏のような戦いの秘蹟。内内に収まっていた反教義は外界へ放散。緊張感を湛えた肉体と画。修道服の白が映える。

バタイユが好きそうなエロティシズム映画。悪魔=愛するということ

愛が信仰を壊す物語。自分にはそもそもヨアンナが信仰心を最初から持っていない人に見えた。

スーリンは途中で愛のようなものについて考え…

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人間

人間の感想・評価

3.5
美しいショットの数々が印象的。
途中ですこし寝てしまったのでまた再見する。

悪魔祓いの映画ではある。だが、ショーマン的な行為はせず、見せ物となった行為を中止し、ヨアンナと密室に閉じこもって治療を行うのだ。格子越しに対峙するうちに、悪魔から救いたい一心で、恋をしてしまい、悪魔…

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Shaw

Shawの感想・評価

3.9

MUBIにて『肉体の悪魔』と並ぶナンスプロイテーションの先駆け的な感じで紹介されてるが、本作は至って真面目で淡々としている。

その年代にしては似つかわしくない要素が多く新鮮だが、若干集中するのは難…

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余熱

余熱の感想・評価

3.8

エクソシストの元となったような映画。
悪魔の血手形や憑依した姿はエクソシストよりも凄い。尼僧の格好が顔が強調されていてヨアンナの目力がわかりやすかった。白装束は白黒映画だと画面映えして良い。アップが…

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一人旅

一人旅の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

第14回カンヌ国際映画祭審査員特別賞。
イェジー・カヴァレロヴィチ監督作。

ポーランド北方の尼僧院を舞台に、悪魔に取り憑かれた尼僧ヨアンナの悪魔祓いに臨むスリン神父の姿を描いた作品。

「悪魔など…

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