とりこ

最後のダライ・ラマのとりこのレビュー・感想・評価

最後のダライ・ラマ(2017年製作の映画)
3.5
後半、インタビューでのダライ・ラマ14世の迫力がよかった。

・「転生しない」と言った発言の真意
・「テイク アンド ギブ」要は他者の無知や怒り 憎しみといった負を受け入れて代わりにポジティブなエネルギーを与える祈り
・その恩恵(利他とは自分自身の幸福である)
・輪廻転生の意味、つまり肉体は滅びても精神は生き残る。生きているわたしたちが責任を持って精神を生かさなければならない。わたしたち次第。追悼し、イベントを起こし、賞賛しただけでは足りない。行動しなくては。

前半 ダライ・ラマ礼賛に終始する印象があり、作品全体としてはどうかな?と思わなくもないけれど、とにかくインタビューがよかった。

アジアン・ドキュメンタリーズ、興味深い作品ばかりである。
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