nolan

カトマンズの涙のnolanのレビュー・感想・評価

カトマンズの涙(2018年製作の映画)
3.0
ネパールの首都カトマンズで麻薬中毒になっている女性複数名に密着したドキュメンタリー作品


実際に麻薬を肌に刺すのを見たことがなかったので、衝撃的だった


本作ではネパールの麻薬中毒者への更生施設は男性用に比べて女性用が少ないことを問題視したり、女性の麻薬中毒者が麻薬を得るために自らの体を麻薬販売者に売り被害者のよう描かれており、
麻薬中毒の問題と共にネパールの男尊女卑問題を扱ったシーンが多くあったが、

性別関係なく麻薬中毒者はまともではないので、世間からの目が冷たくなるのは仕方ない、自分のせいなのではと思ってしまう


男尊女卑をテーマにした女性の権利を主張する作品を作るなら麻薬中毒者ではなく普通の女性が不利益を被っている自称に特化した方が視聴者に対してより問題提起できるのではないかと、思い本作への評価が下がってしまった。

本作のラストで映像はないが、文章で密着した女性達のほとんどが死亡もしくは行方不明になったと字幕があり
麻薬中毒の怖さを知ることが出来たのはよかった
nolan

nolan