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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦のnolanのレビュー・感想・評価

3.7
ハイキュー!!の全国大会烏野vs 音駒編


見に行くつもりは無かったが、Filmakersの評価があまりにも高いので気になり見ることにした


学生時代に週刊少年ジャンプで毎週読み、アニメ化された時も毎週楽しみにしていたハイキューだが

自分が大人になってしまったからか
学生の頃のように熱中して見ることが出来なかったのが残念に思う(作品に問題がある訳では無い)
学生時代の当時は自身が部活動をしていたこともあり、スポーツマンガに熱中できたのもあると思う。

同じ少年ジャンプのスポーツ作品で近年映画化された「FIRST SLUM DUNK」と比較して、劇中の高揚感、熱中感が劣ったと感じたのでこのくらいに評価になった。
(Filmmakersの評価が4.3だがこういう作品はファンが観る場合が多いので評価が高くなりがちなことを留意しておくべきだった)

ハイキュー!!の見所である各登場キャラの勝ちへのアツい思いの表現があっさり気味だったのが少し残念だった


今作の良かったところは
・音駒の研磨が試合の最後方に発した「楽しかった」だと思う。
本作は研磨視点で描かれることが多く、
何事にも引いた目で俯瞰で観て、バレーボールの勝敗にもさほど興味を示さない彼が、烏野との試合を通じて、試合の楽しさを感じた。それは、大人になり高校生の部活動に冷めた目で観てしまっていた自分へ部活動は勝ち負けも大事だが楽しければ良いということを思い出させてくれたのが非常によかった。
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