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雀色の永訣
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雀色の永訣の作品紹介

雀色の永訣のあらすじ

愛する家族を失った二人を 一つの場所と五つの時代で映し出した中長編映画。 姿を消した妹への思いと深い後悔。 残された者の葛藤をドキュメンタリータッチで描いている。

雀色の永訣の監督

雀色の永訣の出演者

原題
From Here To.
製作年
2020年
製作国
日本
上映時間
62分

『雀色の永訣』に投稿された感想・評価

形而上学的な表示やシュルレアリスムな演出はなく、ただただそこにはニヒリズムに溢れた現実があるだけ。音楽もなければ「聴くため」の台詞もない。しかし、私の心にはどんな映画でも感じたことのない悲しみと苦しみが胸に残った。説明が皆無の淡々とした物語であるが、どれだけの言葉が裏に込められているか。

近年日本の映画監督が恐るような、極めてゆったりとした時間の流れ。大胆な遠近の操り。即興演出だと思えない画の設計。

カサヴェテスを参考にしておりながら、セルジオ・レオーネを最大の夢とし、作風は若きタルコフスキーの様でもあり。Seiya Asanoさんの才と、見事に可視化してみせた東吾優希さんの実力と永田はるかさんの存在。
この映画について考えれば考えるほど、映画と実生活の境界線がなくなります。私自身の人生に照らし合わせてみたり、拉致問題や311について考えてみたり。希望の先にある絶望と、苦しみの中にある希望。ドカンと胸にきて、しばらく頭から離れなかった。映画の良し悪しは予算や規模に縛られないことが良く分かる作品。

国内の若手監督・役者さんは常に注目の対象ですが、今回は別格です。ナタリーで知った時はてっきり中年のおじさん監督だとばかり思っていましたが、こんなにも若いチームだとは。基本的にどの作品も「あ、あの映画のスタッフさんだ」とか横の繋がりをそれとなく感じるものですが、それが全くありません。完全に独立した製作陣の模様。

大袈裟なことを書くつもりなど毛頭ないが、将来時代を代表する映画作家の片鱗をAsano監督に感じ、東吾優希さんの熱演を見るに何故映画にもっと出演していないのか信じられません。両者の存在に衝撃です。妹役の永田さんは何もかも絶妙。

もしかしたら映画史で重要な出来事が起きているのかもしれぬ。

確信が持てないのですが、主演の東吾優希さんは前田聖来監督の「いつか輝いていた彼女は」で日高七海さんの後輩役を演じていた方ではないでしょうか?