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照射されたものたちのKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

照射されたものたち(2020年製作の映画)
1.0
[自慰行為による戦争被害者記録の蹂躙] 0点

初リティ・パン。全ての戦争の記録及び戦争被害者の記録は後年の自称"芸術家"による自慰行為に消費されるために保存されたものではない。この時代に三画面出してくる神経も、それを"アベル・ガンスですよね?"と指摘させたい感じも、白塗りのダンサー(山海塾?)を出してくるのも、それに"ヒバクシャ"を押し付けるのも全く理解できない。山海塾は"日本的なもの"として"ヒバクシャ"を押し付けているのか、それとも単に白いからなのか、監督が気に入ったからなのかは知らんが、どっちの文脈も完全無視してるのが終わってる。『ある夏の記録』に帰結を丸投げするのもセコすぎる。誰かこいつに映画製作をヤメさせてくれ…

延々と残虐な記録を見せられると心が麻痺してくるのが怖い。それが狙いなら成功はしてるが、麻痺させてどうする。
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