このレビューはネタバレを含みます
死刑執行を命じられた人たちの話。
オムニバス。
1話目
妻子と暮らす男性の1日。
仕事終わりに妻と子を迎えに行き、
外食をし、
帰って寝て3時に起床して出勤。
小部屋でひとり飲み食いしながら
ボタ…
世界で二番目に死刑執行が多いというイランで作られた、死刑制度を否定するメッセージ性の強い映画。本国イランでは上映禁止、監督は逮捕されている理由も頷ける、死刑を執り行う側を取り扱っている。
死刑とい…
イランの死刑制度を題材にした4つの物語から構成されるモハマド・ラスロフ監督のドラマ映画。4つの話は完全に独立しているが、死刑を執行する人たちを描くというテーマは一貫している。第1話以外は徴兵による兵…
>>続きを読む死刑という制度より、それに関わる人たちの描き方、かんがえさせられた。
それもさることながらイランに対して無意識な固定観念があることに気がついた。イランでもピザはたべるし、老親のことは気になることを再…
タイトル通り「悪は存在しない」ことは誰にでも明白だが、でも同時に、この「悪」を引き起こしているものは一体誰かは、誰にでも明白である。
イラン映画を最近見すぎている気がする。非常に車の会話シーンはよく…
4編の物語が、死刑制度の是非を問う。イランでは上映禁止になり、監督には実刑判決が下ったそうな。それだけ価値のある映画だといえるのかも。
タイトルから予想されるように、本当に深く考えさせられる内容だっ…
イランというと、遠くにある違う世界というイメージを抱きがちだが、ここに登場する人々の多くはわれわれと変わらぬ暮らしー妻や子供に振り回されたり、年老いた親の世話をしたり、恋愛を楽しんだり、誕生日を家族…
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