エドワード・ゴーリーの絵本みたい。
ストレートな教訓の割に、人間味を感じない主人公でした。
これはブラッドリー・クーパーの演技も良かったかもしれないけど、父親のことをサラッと見せただけでたいして語らず、モリ―の事をそんなに愛しているように見えなかったし、後悔も葛藤も予告で言われてたような優雅で自信に溢れた様子もあまり感じませんでした。
グレイテストショーマンにもなれたかもしれないのに、綺麗に見せずに嘘で固めたから堕ちてしまったのか。
プライド高いというより自尊心が低い人といったかんじ。
それから人間ドラマでもどんな映画でも衣装に注目してしまうのですが、これはどれもステレオタイプであまり楽しめなかったなぁ。
衣装デザインのノミネートが信じられない・・
ただ長く感じなかったので、私にはちょうど具合のいい映画だったんでしょう。
飽きない場面展開、最後の主人公スタンの表情、はじめから行き当たりばったりだからイライラしない寓話。
推理しながら観るのが苦手だからという理由もあるかもしれないな。
あとケイト・ブランシェット優勝。
以下余談です。
仕事終わったあとすぐの鑑賞だったのでお腹がすいてて、ちょびチキ食べながら観てたらニワトリが食われ・・！そこだけ目を反らしました。
映画のお供はチュロスやポップコーンをおすすめします。
