このレビューはネタバレを含みます
あれ?東映版スパイダーマンは???
冗談はさておき、冒頭のチャーリー・コックスカメオ出演からおそらく全スパイディー総出演は決定的なのだろうなあと予想はしていたが、やはり実際に揃うとリアルタイムでサム・ライミ版から追っかけてた身としてはグッとくるものがあった。アンドリュー・ガーフィールド登場シーンはベッタベタやなあと思いつつも劇場内が「おぉ〜!」って湧いたし。
なにより自分のヒーロー映画原体験である『スパイダーマン』のトビー・マグワイアがVFXでディエイジングされることなく現れたので、ドック・オクとの会話じゃないけど「お互い歳をとったな」と語りかけたくなった自分のようなまんが映画大好き中年は多かったのではないだろうか。
極めつけはエンドロールの「映画化への道を開いたアヴィ・アラッドに感謝を」の謝辞。劇場第一作目からNWHまでほぼ20年が経過し、今では当然のように楽しんでいるMCUの映画コンテンツも元はと言えばこの人がいなかったら存在しなかった可能性すらあるので、この一文が目に飛び込んでくるや否や頭の中では"we didn't start the fire"のサビが再生されてまたしても涙腺が刺激されたのでした(スタン・リー逝去時の追悼ムービーでも流れてましたネ↓)
https://youtu.be/-onk-Qm7ATw