映画はやすやすと怪物を撮ってしまうものだが、そのように怪物の姿をいとも簡単に可視化してしまうことは、怪物の聖性を完全に無視することで、目には見えないものを見てみたいという欲望に奉仕するだけになってし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
新文芸坐で鑑賞。
洞窟のシーンで人物の顔に落ちていた油画のような陰の深さや、Mの山景など時折挟み込まれる絵画的なイメージが印象的。
怪物のはなにかの暗喩で、全貌は出さずに存在を仄めかすのみなのかな……
いやーこれはやばいぞ(笑)。
このビジュアルでカンヌ「ある視点」部門出品なんだから察してくれ。
グロも怪物もあるのにお気楽ホラー想定者からは絶不評、メタファー満載アンデス寒村難解地味アートホラー…
超スーパー低予算だろうけど雰囲気もあり、モンスターの造形も面白くて悪くない。人を選ぶ映画であることは間違いないが、私は嫌いではなかった。人妻が殺されるシーンのはだけた服から覗く乳房が何か妙にエロかっ…
>>続きを読むおすすめは出来ない、できないけどなんか頭に残るモンスターの造形。あんまり出てこないけどなんか哀愁があってなんで生まれたの?とか気になってしまう。手をモチャモチャしてる辺りなんか可愛いとさえ思ってしま…
>>続きを読むこんなとこに住みたくねえ!って感じの不穏な世界観、モンスターの気色悪さやグロ描写は案外いい感じ。
なかなか緊張感あったのでそっち?って感じで、スッキリしない肩透かし感のある展開にかわる点は好みのわ…
何とも眠気を誘うスローテンポさ。
BGMもほぼ無い為、更に眠気は加速する。
アルゼンチンの大自然、綺麗な筈がどこを切り取っても空気が淀み鬱屈としており閉塞感が襲ってくる。
ホラーかと思いきやミス…
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