今宵、212号室で
"212" という数字には意味があり、夫婦間の貞節や助け合いを定めた、フランス民法の212条にかけているのだそう。マリアの心の葛藤をファンタジックに描いた大人のラブコメディで…
希望と願望と想像と創作と思い出と懐古と邂逅の作品。
戯曲的、舞台的。
少し哲学的にも思えた。
ベッドに真っ黒な灰が降るシーンや人形と赤ん坊のシーンなど、演出も良い。
ラストを笑みで纏めるのが、…
う〜ん…
愛というよりはフランス人が考えたり求めたりする美というものを描いた映画です。
アイデアは面白く、大人のファンタジーやロマンスでありそこに寓話的なものも混ざっているのだと思います。
…
パリのとあるホテルで繰り広げられる時空を越えた想像恋愛劇。自由恋愛の国フランスだから成り立つ話で、日本ではムリ、ましてベタベタ関係嫌いでソーシャルディスタンス歓迎(?)の自分には関係のない映画で…
>>続きを読む結婚して20年以上経ち、10代の子供がいたりしたら、夫婦関係よりもパパ、ママという親の立場の方に重きがいってしまいそうな気がする。
本作の主人公たち、マリアとリシャールは付き合って25年、結婚して2…
このレビューはネタバレを含みます
大人が主人公の「恋愛ファンタジー」って珍しいなと思って鑑賞。これはファンタジーと言うより、主人公が一人で一晩考えた頭の中を表現してるんだろうなぁ。フランスの恋愛観あってこそのお話だなぁと。テーマは恋…
>>続きを読む©Les Films Pelleas/Bidibul Productions/Scope Pictures/France 2 Cinema