KINOさんの映画レビュー・感想・評価

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.8

静かに話は進む。何だか不穏な雰囲気が漂っていた。どうなるのか、何が言いたいのか、何が起こるのかと、興味深かった。でも、最後にどんどん展開する事が、私には難解だった。

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.8

予告を観て想像できるが、わかっていても、良かった。シュー・グァンハンの演じ分けが見事。高校生にしか見えない18歳の役と、落ち着いた36歳。過去と現在が交錯していく。旅をする事の意義を感じられた。

無名(2023年製作の映画)

4.1

芸術的な映像。主役2人とも良かった。昔の中国や香港が素敵。日本語も混ざった不思議な世界だった。モザイクのようにいろいろなシーンが出てきて、ちょっと複雑だけど、真実がわかってくると面白い構造。

ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.9

青春、友情が眩しい。ほろ苦いけど、魅入ってしまった。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.9

ちょっと重苦しい展開が続いたけど、後半には意外な展開が、ミステリーを解き明かしていく。映画内映画も良かった。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.8

22番のその後が気になる。表情が可愛い。生きることを考えさせられる。どの瞬間にも人生のきらめきがある。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.8

終わり方が良かった。セリフは少なくても、心情が伝わってくるシーンが多かったし、会話はシャレている。全体的にはじっくり進む気がした。

クラユカバ(2023年製作の映画)

3.9

神田伯山さん、声も魅力的だし、キャラクターとも合っていて、良かった。古き良き日本のような世界観も好き。

クラメルカガリ(2024年製作の映画)

3.9

古き良き日本のような風景やファッション、音楽も良かった。謎も残るけど、テンポ良く展開していき、面白かった。キャラクターにも魅力がある。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

良かったけど、難しかった。よく見たらすごい豪華キャストだった。日本人としては複雑。

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.8

イタリアらしさが満載。ルカのキャラクターが可愛い。幼さが残る真面目そうな少年。ひと夏の大冒険。熱い友情や家族愛、成長の物語。

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.8

原作読んでいて、話は知っていたけど、泣けてしまった。テラスが素敵だな。

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.8

アクションシーンが、ファンタジー。面白かったけど、都合よくまとめ過ぎている。サム・ロックウェルは、頑張っていた。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

表情からは心意がわからず、考え過ぎてしまう。勝手に深読みする。観た人と話し合いたい映画。
犬が名演、パルムドッグ賞受賞していて、納得。

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(2023年製作の映画)

3.3

ベルサイユ宮殿や、衣装も煌びやかで良かったけど、ちょっと暗めの映像で眠くなってしまった。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

予測不能の怒涛の展開、異様な恐怖心、歪な愛情。面白いけど、辛いし、疲れた。

カラーパープル(2023年製作の映画)

4.0

上質なミュージカル。パワフルな歌とリズムに圧倒されました。虐げられる者の不屈の精神。ウーピー・ゴールドバーグ、カメオ出演。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

面白かったけど、まだ触りの部分だったから、これから制作していくのか。日露戦争を教科書で習ったけど、日本もロシアと戦った事を思い出した。華麗なアクションたっぷりだけど、残虐なところも。アイヌの文化やジビ>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.9

コットは無口な少女。でも表情やまなざしで、気持ちが伝わってくる。静かでゆっくりした話だけど、心温まった。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

にわかには信じられないぶっ飛んだ話だったけど、面白かった。ファッションも街並みも室内も、おしゃれだった。パフスリーブばっかりだったけど、エマ・ストーンに似合う。ちょっと長かったな。

燈火(ネオン)は消えず/消えゆく燈火(2022年製作の映画)

3.7

ネオン輝く看板が観光名所だったのに、今は変わりつつある香港に、しんみりした。

サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.7

スペインのサン・セバスチャンは、太陽が降り注ぎ明るい街だった。主役はウディ・アレン監督の分身的ない立場なんだと思うけど、本人が演じないのは残念。ヨーロッパの昔の映画に敬愛をこめていた。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

人間は忌まわしい。でも人間と妖怪の友情もある。鬼太郎の父の過去がわかる映画だったし、鬼太郎にもつながっていく。

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.8

午前十時の映画祭で鑑賞。前から観たかった作品をやっとスクリーンで観る。
デンマークの寂れた村に、バベットの作る本格的なフランス料理が振舞われる。そこに至るまでの話も良かった。料理も珍しいけど、美味しそ
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.7

「ファーザー」「愛、アムール」を思い出してしまう。楽しいところはなくて、辛かったけど、老いと死について考えさせられた。これまでのギャスパー・ノエ監督作品とは違いました。でも観たかったので、観る事ができ>>続きを読む

ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

4.2

タイトルや、予告編から想像していた内容とは違かったけど、美味しそうな料理と、美しい自然が良かった。ジュリエット・ビノシュのファッションも素敵だった。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.8

きれいだし、絵のタッチを残したり、よく工夫されている。特にプールのシーンが、アート。

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.7

字幕版で鑑賞。クライマックスの歌のシーンは良かったけど、ストーリーが薄い感じ。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.7

壮大な歴史絵巻のよう。でもちょっと長かった。戴冠式がダヴィッドの絵の通り。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.1

王道ミュージカル、洗練されていて楽しかった。ティモシー・シャラメが、歌って踊ってくれるだけで、絵になる。

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.1

久しぶりのアキ・カウリスマキ監督。嬉しい。また失業の話だけど、ラブストーリーのような。クセになる音楽が満載でした。犬が賢い。人間の言葉を理解していると思う。

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

3.6

試写会で鑑賞。人物は可愛かった。少し説明不足なところがあった。いろいろ伏線があったのが、後でわかった。

春の画 SHUNGA(2023年製作の映画)

3.7

ちょっと眠くもなったけど、知られざる春画を見る事もできて、勉強になった。

(2023年製作の映画)

3.8

信長が今までになく、なまっていた。天下を取るために、血みどろな戦いや、悪巧みが展開し、良い人はいなかった。紅一点、柴田理恵さんが良かった。

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.8

くだらないんだけど、前作同様楽しい。関西の関係性も、関東同様にいろいろあるね。時代錯誤な設定も、笑えた。