どうしても女性目線で見てしまう。
「妊娠は夫婦のことだけど私のことだと思った。夫は大喜びだったけど」
「私は誰かの所有物」というニコールのセリフが鑑賞中ずっと頭から離れなかった。
夫婦が離婚していく話っていうのは見る前から知っていたので、争うシーンが多いのかなと思ったけれど、所々2人の愛情が垣間見えたりしたの良かった。
でも、自分は所有物じゃないと主張するニコールと、自分で決めたことを曲げたくないチャーリーの主張が平行線のまま続いていくのを見ていると修復不可能だなと感じてすごく苦しい。
最後のチャーリーの涙は感動的だけど、ニコール的にはベストな距離感で終われたんじゃないかなと思う。
子どもが一番の被害者なのはそれはそう。
スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーの演技が見応えがあって素晴らしい作品でした。
