'if you fail to plan, you plan to fail.'
最初は、自分の夢と理想を子供に押し付ける父親リチャードが好きにはなれませんでした。
けれど、娘たちへの強い愛情を持って守ろうとする姿、なんだかんだ、やりたいことをやらせてくれるその娘思いの父親の姿に泣かされてしまいました。
確かに、リチャードには1人で走ってしまう癖があり、妻や娘たちの気持ちそっちのけになってしまうこともありましたが、家族だからこそぶつかり合うことでさらに強い絆で結ばれていったと思います。
特に印象的なのは、いつも共に戦ってきた姉ヴィーナスだけが試合に行く中、取り残されてしまったと感じてるセリーナに対し、リチャードのかける言葉。どれだけセリーナの心の支えになったことでしょう。
「パパはお前のためにもプランがある」
今作でアカデミー賞をとったウィル・スミス。
授賞式でのことは過ぎたことですし、置いといて、改めて素晴らしい演技だったと思います。
あと、ジョン・バーンサルが可愛すぎw