AB型の末っ子

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのAB型の末っ子のネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

円盤買ったので再鑑賞。
劇場でも観ました。
米公開からめちゃくちゃ遅れた公開で、ネタバレ喰らいました…。
まじで日本のソニー頼むって…。

とはいえ、劇場で観たときはまあまあ興奮した記憶がありますが、やっぱりトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドに持ってかれた感があり、サプライズありきの作品としてなかなか満足できませんでした。

再鑑賞ということで、全てのストーリーを分かった上で観たので、劇場公開よりも集中して観れました。

どうしても、トビー&アンドリューのサプライズ登場に意識しがちでしたが、トム・ホランドという主人公の葛藤を初見よりも感じることができて、さらにトビー&アンドリューの支えと導きもトムホの成長に繋がる演出だったのではと感じました。

どうしても、サプライズにしたいのは分かるのですが、どうせなら、もう最初から出演してると公表していたほうが、映画としても軸がブレなかったかもな、と思いました。

あと、観ていて嫌だったのが、メイおばさんの死。原作でもあれだけ殺さなかったのに、あんな簡単にヤッちゃうの?!いや、だめでしょ…。

しかも、メイおばさんが死んで、めちゃくちゃ沈んでるときに、アンドリュー登場っていうのはちょっとどうなの?!
いやいや、声出して喜べる状態じゃないって!!

今回の再鑑賞では、ピーターを支える、という面では登場したことは良かったのかなぁ、と思いましたが、それでもやっぱりもうちょい節度ある登場のさせかたってもんがあるでしょ!とは思いますね…。

歴代ヴィランやトビー&アンドリューの登場、そして、ヘルズキッチンの悪魔、デアデビルことマット・マードックの登場にはやっぱり子供心くすぐられて、大興奮でしたね。
やっぱり最高です。
特に、ドクオクの登場がしびれますw
(そう言えば、コナーズ博士とフリント・マルコ、あんたたち戻っても死なないからほっといても良かったんじゃない?w
俺死ぬのか?って聞いたリザードを無視るマックス好きw
全体的にリザードの扱い雑なのも可哀そうで笑えるw)

ストレンジも良いキャラでしたし、ここからドクスト2へ繋がる布石も完璧でした。

とはいえ、この映画おもすぎる…。
スパイダーマンの映画でやることかよ、とは思いますが、まぁ、不幸なのがピーターの運命みたいなところもありますし…と言っても、この一本で一気に大切な人失いすぎて可哀そう過ぎる。

トビー&アンドリューも分かったような顔で出てきたけど、いやいや、トムホの失ったものはケタ違いでしょ!
やっぱりメイおばさん殺したの違うでしょ…。

でも、個人的に良かったと思ったのが、ラスト、MJに話さずに終わったところ。大切な人を傷つけたくない、という思いこそ、ヒーローとしての責任です。

それに、MJと離れれば、今後まだまだ出てきてない新キャラとの関わりの余地も出てきます。ハリーやグウェン、ブラックキャット、シルバーセーブルなど、トムホピーターとの関係が期待できるキャラはたくさん居るので、MJだけで終わらせずにもっとトムホピーターの経験値を高めてほしいですねw

とはいえ、トムホとゼンデイヤが付き合ってることを考慮すると、トムホのスパイダーマン最後は、MJと結ばれて終わらせたいのが制作側の気持ちでしょうかw

ところどころ、不満なところはありますが、面白かったのはもちろんですし、大好きな作品です。
この機会に、もう一度、今作を評価し直すことができて良かったなぁと思います。

"With great power comes great responsibility."