フィックスの画面構成を人物やらセットやら字幕やらでギチギチに詰め込んだ代物を「ポップ」の一言で済ませるのはいくらなんでも浅はか過ぎない?
徹頭徹尾不親切で演出も野暮ったいところが目についたし、ウェス・アンダーソンのアカンとこ全部出た感じ。
作品によって好き嫌いがハッキリしてるから毎回恐る恐る見るけど今回も駄目でした。まあ内心では『ダージリン急行』から正直見限ってるのかもしれないけど。
藤田嗣治リスペクトなのはわかりやすかったけど、ティモシー・シャラメとチェスやってた教授もむっちゃサミュエル・フラーに似てたな。あとティルダ・スウィントンの出っ歯気になる。『スノーピアサー』で味占めたんか?