TOMMY

今日から俺は!! 劇場版のTOMMYのレビュー・感想・評価

今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)
3.7
『俺の仲間に手ぇ出すんじゃねぇ!』


西森博之の人気漫画を賀来賢人と伊藤健太郎の共演、福田雄一監督の演出・脚本で新たに実写化し、2018年に放送されて人気を博したテレビドラマの映画版。賀来、伊藤、清野菜名、橋本環奈らドラマ版キャストに加え、柳楽優弥、山本舞香らが出演し、原作でも人気の高いエピソード「北根壊(ほくねい)編」が描かれる。

1980年代の軟葉高校。転校を機につっぱりデビューした2年生の三橋貴志と同じ日に転校してきたトゲトゲ頭の伊藤真司は、コンビを組んで次々とやってくる強敵を返り討ちにしていく毎日を送っていた。3年になったある日、かつて壮絶な戦いを繰り広げた不良の巣窟・開久高校の一角を隣町の北根壊高校が間借りすることになった。極悪高校で名の通った北根壊の番長・柳鋭次と大嶽重弘は、智司と相良という「頭」を失った開久の生徒たち相手に妙な商売を始める。一方その頃、怪しいスケバン・涼子が今井に近づこうとしていた。

王道のツッパリストーリーに福田監督のギャグが融合し最強の作品に。三橋、伊藤、今井達はもちろん、理子、京子らスケバン女子たち、ドラマの終盤で開久から去った2人、そして強烈な新キャラたちが大画面で暴れまくる。

そして先生たちの掛け合いも劇場版ということでパワーアップ。笑
ムロツヨシとシソンヌ面白すぎ。

クローズにギャグ色強くしたらこんな感じなんだろうな。前半の伏線が後半でしっかり回収されてたりそこら辺も気持ちよかった。伊藤の自分のための喧嘩では力出し切れないけど、相手を許さないと決めた時の火事場の馬鹿力的な展開も大好き。

あとは相良と柳の卑怯者対決も。今作の相良はマジでかっこいい。ドラマ版が嘘のよう。確かにあれだったら頭はれるわ。人望あるのも少しわかるわ。

そして三ちゃん。卑怯者と言われるけどやっぱり要所ではしめる男。普通に動体視力半端ねー。こう見ると北根壊にあと2人くらい強敵欲しかったな。実質4体2みたいな感じだもんね。

そして劇場版最大の感動シーン。今井が、あの今井が、、よかった。末永くお幸せにな!!

原作は読んでない。
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