ララン

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さんのラランのレビュー・感想・評価

3.7
何を考えているのかわからない父親と、かつて共にプレイしたFFを通してコミニュケーションを図ろうと試みる息子のお話。

良かった〜。
人と心を繋げるのって難しいのは当たり前なんだけど、親子なら簡単かっていうとそれも違うんだよね。
これまでの積み重ねで素直になるのが難しくて、気持ちを打ち明けられなかったりするんだよ。
もどかしい気持ちを抱えながら、きっかけを探して先延ばしにしてしまったり、変なプライドで何もできなかったり。

私は父が入院したことをきっかけに、父の本心を知ることが出来てわだかまりがなくなった。
それまで父とは今さら話す事もなかなかなくて、多分きっかけがなかったら分かり合えず後悔していたんだろうなと思う。

結局人とは話し合わないと相手が何を考えているか何を思っているかなんてわかんないし、自分の決め付けや想像はコミニュケーションをさぼる言い訳でしかなくて、コミニュケーションって大事なんだなって思う良い作品だった。
勇気を持ってコミニュケーションをとりたい、そう思えた。
ララン

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