このレビューはネタバレを含みます
伏線の張り巡らし方がうまく、でも時間が限られてる一本の映画としてほどよく濃い情報量がちょうどよく、最初から最後まで目を離す隙のない面白さに酔いしれたまま視聴した。
伏線関連で特にうまくて感心しつつ感動したのがヒロイン、ジウの才能に関してでヤン・スノのネクタイを一瞥しただけで柄のドットの数を言い当てたり、聴覚過敏が過ぎる事、繰り返し口にした言葉はタブレットのアニメの中のセリフじゃなくて実は…とか、法廷で端から端までも距離がある壁にかかった時計の針の音をうるさいと感じる事とか、そういった細かな事がスノとジウが共に立つ最後の法廷で一気に畳みかけ伏線として回収されるドラマチックさ、素晴らしかった〜。
ヒロイン、ジウが自閉症で高い知能を持ち、弁護士になりたいと夢見てる姿にウ・ヨンウ弁護士は天才肌がオーバーラップして、ジウに諦めないでと画面の外から必死にエールを送ってた。