TOMMY

屍人荘の殺人のTOMMYのレビュー・感想・評価

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)
3.4
『謎の脅迫状、湖畔のペンション、行方不明の女子部員、興味のあるお話では?』


デビュー作ながら「第18回本格ミステリ大賞」など3つの国内主要ミステリーランキングで1位を獲得した今村昌弘による同名ミステリー小説を神木隆之介、浜辺美波、中村倫也の共演で映画化。監督はドラマ「99.9 刑事専門弁護士」シリーズなどで知られる木村ひさし。

ミステリー小説オタクの大学生・葉村譲は、先輩でミステリー愛好会会長の明智恭介に振り回され、ホームズとワトソン気取りで学内の瑣末な事件に首を突っ込んでいた。同じ大学に通い、私立探偵の顔も持つ剣崎比留子は、2人に音楽フェス研究会の夏合宿への参加を持ちかける。実は比留子のもとには「今年の夏合宿で何かが起こる」との犯行予告が届いていたのだ。夏合宿がおこなわれる山奥のペンション紫湛荘へと向かい、3人は研究会のメンバーと合流する。そしてその夜、密室状態となった紫湛荘で惨殺死体が発見され……。

原作は買ったんですが読めてませんでした。先に呼んどいた方が良かったかな〜。映画見ちゃったんで読む気が無くなってしまってます。

舞台の設定はミステリ小説の王道。まさに探偵が現れそうな設定の舞台に、トンデモなアクセントが加わって、、これはこれであり!!面白い!ちゃんと謎解きもあるし、設定を上手く生かしたトリックもあり。何よりも浜辺美波と神木隆之介がかわいい。
明智さんの『犯人がわかった。今後ペンションで何かしら事件が起こったとしたら犯人はあの人だ。』的なセリフ、最後に聞くとすげえなるほどってなる。明智さんやっぱあんたすげーよ!

ガッツリとしたホラーやミステリをご所望の方は満足出来ないかも。あとは中村倫也ファンの人。
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