これ映画館でみなくて良かった。
トラウマ。心拍数凄いし、最後まで見るのやめてしまおうかとおもうくらい絶望的な状況。
でも映画として目が離せなかった。
ユナイテッド93でも感じたんだけど、テロを起こした側は絶対的神のもとに行動しているわけで、それをずっと信じてきた人達が、殺戮行為をするということに疑問を感じていないだろうし、彼らもまた宗教や別の人種たちの犠牲者であるんだと考えると、訳がわからなくなってしまう。テロや殺人を擁護しているわけでない。でもテロ行為をした側を一方的に憎むのとは何か違うと思ってしまって。被害に遭ってないから、完全に第三者だからこんなこと言えるんだろう。でもこういう映画観ると考えてしまう。生きる上で大切な事、信じていることは何なのだろう。
みんな争いなく生きて行こうなんて、不可能なのかな。悲しい。
お客様を守る従業員さんたちは本当に素晴らしいと思う。
だけど、料理長が帰ってもいいという選択をくれた事、実際に家族の為に帰る選択をした人たちに私はとても心に残った。
