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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇りのSSDDのレビュー・感想・評価

4.2
◼︎概要
魔法や鳥人間、エルフ、ドルイド、ドラゴンを代表するモンスターなど様々な種族が生きる世界。
ある男は相棒の女戦士と投獄され、娘を取り戻すためにかつての仲間に会いに旅立つのだが、巨大な企てに巻き込まれていく…。

◼︎感想(ネタバレなし)
なんとなく大作感のあり前評判もいいのだが観る気になれずにいた本作。二日酔いがひどく無気力に犬を愛でるくらいしかできないので、うってつけかなと視聴。

キャスト陣がまず素晴らしいし、コメディ要素もうるさくなく程よい加減。
世界観に見合ったVFXで映像美も素晴らしい。RPGの王道的なモンスターはもちろんのこと、様々な種族達が普通に暮らす情景もなかなか。魔法もなんでもありと言うわけでもなく、媒介が必要だったりと制限あり。

たまーに手抜きなVFXとちゃちい小道具などが気になるが、アクションの豪快さでミシェル・ロドリゲス様の勇姿をたっぷり堪能できるので許容。

お正月ぽい映画でコメディアクションファンタジーの中ではかなり良作ではないでしょうか。









◼︎感想(ネタバレあり)
・モンスター
丸々と太って愛嬌のあるドラゴンタイプを選択するあたりナイスセンス。
滑り込んできたり転がり出したりと、生態系をしっかり描かれていて、スマートなドラゴンではないほうがパニック感があって楽しめた。
ミミックやら、尻尾に口があり幻惑を使うパンサーなどもいるのに最後の戦いのガーゴイルだけはなんか妙にアクションとの調整が取れていないのか、斧が手前で弾けたり変な感じだった。あとデカい手もちょっと雑すぎてげんなり…ラストバトルまでで予算使いすぎたのかな。
ともあれ、ドルイドの変幻自在具合で最後のゴリラ…じゃなくて熊フクロウのハルクばりの暴れぷりは笑いました。普通に死ぬ。

・アクション
ミシェル・ロドリゲス様の怪力描写が最高でぽんぽん人飛んでくシーンはアメージング。あのお方はカッコ良すぎて特殊部隊か女戦士役なら毎回お呼びしてくださいまし。聖騎士も敵もなかなかアクションのキレもあったし大満足。
しかし聖騎士殿は街の危機になにもせんやん…最後ヒューグランド捕まえるお仕事ってなんでやねん。

・総評
ミシェル・ロドリゲス様が好きなら観る必要がある作品。
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