最初、あぁ〜男の子はみんなこういうの憧れるよね、はいはい、って思ってた
そう思いながらどんどん引き込まれていた
他人事だと思って観ていた視点がいつのまにか自分ごとのように、外から内の方に視点が移動していくような感覚
それぞれがそれぞれに抱く感情が交差していて、それがすごく、わかる。ない傷をえぐられているような、じんわりじんわり押されてるような感覚。全然そんな経験したことないのに、経験したような気になる。
それぞれのメンバーの悶々とした思いが染み出していて、こちらもまた悶々とする。映画の中と自分とのもやもやとした行き来が、終わってみてから俯瞰して考えるとすごく新鮮だったかもしれないなぁ、と。
それぞれのリアルが色濃くでているのがとてもいい。