この映画の1番すごいところは2019年、コロナ前に公開されているところ。
ほとんどが現実に近くて、そこが1番ホラー
2019年公開当初はSFだったかもしれないけど、今の世界にとってはただのドラマ
起こる問題も副産物も全部全部ここ数年で自分たちがやってきたことと同じですごい
雲の存在に対して、リノや若者YouTuberのように喜ぶ人が一定数いることも同じ
雲を喜ぶ人は近い人にずっと隣にいて欲しい人なんだろうな
雲を嫌う人は自由にいろんな遠くの外の世界にいたい人
自分がジョヴァナに強く寄り添った心境になってしまうのも女性である以前に後者のタイプだからかもと思いながら見てた
ピンクの雲が女性を家の中で女性として生きることを強いているのかも、という他の方の感想を読んで、自分の中でもやもやとして言語化ができていなかった不快感の正体が分かってすごく腑に落ちた
ずっとずっと、早く外に出てしまえばいいのにと思いながら見てしまっていた
家の中で一生生きるくらいならピンクの雲に10秒で殺されたい