メイン3人の女性の善悪の立ち位置がころころ変わるところが見ていて面白かった。
そして圧倒的な女性陣の強さ、逆に男性は滑稽に描かれているのもすごい。
豪華絢爛な美術品や、上品なモノトーンの衣装デザインも見ていて飽きなかった。
天井まで広々と映されたアン王女のお部屋とか、ため息が出るほど美しい。。。
この作品のエマ・ストーンが綺麗で、一番好き。
でも、煌びやかな世界の中に仄暗さもきちんとあって、生々しく汚い部分も見せている。
こんなに各々好き勝手やっているのに、誰も幸せになれていないからか、なんだか虚しさが最後に残る作品だった。