このレビューはネタバレを含みます
神作品かもしれない
菅田とヤン・イクチュンの演技がすごい
前編よりもより人間の深い部分と戦うということについて重きを置いてストーリーが進んだ
冒頭の競馬のシーンの血統が全てではなく、宿命にカウンター…
生まれた環境のしがらみによって生きにくくなってた主人公たちの関係が描かれてた。
そのしがらみを、「関係ない」と一蹴して前に進もうとする。これは自分たちの戦いであると。
「相手を憎んだ方が勝つ」という…
前篇は「ノイズも多いけどこれが面白い」だったけど、後篇だと「まとめて一本にしてくれ」になる。前篇から受け継いだ要素だけで進むから。
映画の宿命、「そこ血繋がってたんだ」「知り合いだったんだ」「あ、同…
親友と相対した主人公は確かに荒野に立っていたのである。その荒野は、太陽が燦然と降り注ぎ、視界を防ぐものは何もない、青年の希望の地であるか、それとも生きようとする感情を全く削ぎ取ってしまう、なにもない…
>>続きを読む(C)2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ