プリオさんの映画レビュー・感想・評価

プリオ

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悪魔を見た(2010年製作の映画)

5.0

今作で行われる「本当の復讐」とは、相手が一番苦しくて恐怖に震えた時に殺してやることを指す。

そのために、イ・ビョンホン演じる主人公スヒョンは、映画史上類を見ない復讐"狩遊び"を行うのだ。

それは、
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法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.0

主要キャラは3人。

弁護士の永瀬廉、
容疑者の杉咲花、
被害者の北村匠海。

この3人が何をどこまで知っていて何を望むのかという各々の思惑を曖昧にし、最後の最後で一気に解き明かす手法は、ミステリー映
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世界の終わりから(2023年製作の映画)

4.5

【伊東蒼の困り顔に、涙】

本作の主演である伊東蒼は、世に媚びる悲惨な現実を何個も背負わせたような役柄で、ずっと泣きそうな困り顔をしている。

また、彼女の顔は決して美人とは言えないが、非常に魅力的な
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ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

3.5

過去の事象に対する罪悪感に苛まれて死にたくなる時、もし過去に戻ってその事象を変えることができたら、、、

いわゆるタイムトラベルもので、現実ではあり得ないフィクションならではの話なんだけど、わかりみが
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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

2.5

日本航空123便墜落事故を題材にした新聞記者たちの奮闘劇。「クライマーズ・ハイ」というタイトル通り、興奮状態の男たちがとにかく熱苦しかった。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

ホラー映画では死にがちなビッチな女が主人公なのが斬新。

しかも、タイムリープもので、その中で何故自分が死ぬのか、誰が自分を殺したのか突き止めていくミステリー要素もあり、なかなか楽しめた。

シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

【神タイミングで流れるエンディング曲】

本編が終わる直前にエンディング曲が流れ出す手法は、今やドラマやアニメで多用されているが、親父曰く「シティハンター」から始まったものらしい(もしそれが事実なら、
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

2.5

エンディングに流れる「カメレオン」のおかげで、なんとか上手く収まった感じだが、一つのミステリー映画としては、微妙。

全体的にヌルく、テレビドラマの範疇を越えることもできず、ノリも寒く感じた(特に前半
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

映画は何かしらの葛藤を抱いた主人公が、障害を乗り越えることでメッセージを投げかけてくるもの。あるいは、ある欲望を抱えた主人公が、クライマックスにおいて目的を果たすことで感動させにくるもの。

しかし。
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

2.5

アクションもミステリーも中途半端で、コメディとしても性に合わなかった。キャストが豪華なだけに残念だった。

EXIT(2019年製作の映画)

3.0

毒ガスパニックムービー。

無職な主人公が、元山岳部のスキルを使って活躍するのが、良かった。

コメディ寄りなので、軽〜い感じで見れます。

ライラの冒険 黄金の羅針盤(2007年製作の映画)

3.0

大赤字映画らしいけど、そこまで悪くない。映像は素晴らしいし、ストーリー展開も普通に面白い。

でも、確かに物足りなさも感じる。

子供向けに作り過ぎてしまい、シリアス味とか緊張感が薄いせいだろうか。
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市子(2023年製作の映画)

4.5

【その女は天使か、悪魔か?】

本来こういう映えるキャッチフレーズをつけてもいいが、そうしてないところに今作の心意気が伺える。「市子」というタイトル、杉咲花の顔面ドアップのキービジュアルも、シンプルで
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

2.5

主人公だと思った奴が死んでいく展開は斬新だった。

でも途中からどっかで見た事ある話に収まってしまい、残念。

ブラムハウスの作品の中では、合わない部類の映画でした。

リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)

3.5

アル中男と娼婦の破滅的ラブストーリー。

ニコラス・ケイジが浴びるほどに酒を飲み死の匂いを纏っていく感じは、もはやそのまんまのケイジって感じで、演技の範疇を超えている。

ケイジはこの映画でアカデミー
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

4.0

モンスターパニック映画は、幼い頃に山ほど見ていたが、久々に見るとやはり面白い。

映画は、頂点捕食者(apex predator)と言われるワニとの生存競争を、スポーツにおける順位競争と掛けていて、そ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.5

タイトルは、「スイス・アーミー・ナイフ」というスイス軍御用達の多機能ナイフをもじった造語。

つまり「スイス・アーミー・マン」とは多機能人間という意味合いで、無人島で生き延びていくために役立つ死体のこ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

1960年代70年代のフリーセックス的な世界観と、19世紀のヴィクトリア朝時代における女性の性が縛られていた世界観を掛け合わし、そこにスチームパンク的ファンタジー要素を取り入れた、なんともカオスな映画>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

現実世界にやってくるプーさん。

現実世界で仕事人間となったクリストファー・ロビン。

二人の久々の再会を通して、大人になって忘れていた大切なことを教えてくれる。

物語構造は「バービー」と似てる。
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ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー(2009年製作の映画)

2.5

可愛い顔した女の子が、バチボコに男をやっつける話。

良く言えば、それだけで、いい。
悪く言えば、それだけで、つまらん。

ちなみに、ストリートファイターというゲームはやったことありません。

ジャンパー(2008年製作の映画)

2.5

パッケージといい、予告編といい、アクションといい、何やらカッコよさげなので見たけど、悪い意味で設定ありきな映画だった。

瞬間移動を使ったアクションも、ロケ地が豪華なだけに、逆に物足りなさが増すという
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.5

仕事辞めたい時に、見た。

同じように悩める者を見て安心するというヒーリング効果あり。

見る人によったら背中を押してくれるし、勇気も貰えるだろう。

実際、僕もこの映画を見て、しばらくして、仕事を辞
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.5

サムライミ版のスパイダーマンが大好きで、どうしても比較してしまうわけだが、今見ると悪くなかった。

スタイリッシュなアクションやポップで明るい雰囲気も、当時は受けつけなかったんたが、今見ると普通に楽し
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紀元前1万年(2008年製作の映画)

1.5

映画というより、CG技術が高い再現VTR。マンモスの生態系とか、ピラミッドの謎とか、民族の生活に迫ったドキュメンタリー番組のようで、肝心のストーリーが薄い。ありきたり過ぎる。盛り上がりがない。つまらな>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.0

殺人鬼モノ×ボディスイッチという、既存のモチーフを掛け合わせたことで、新しいものが生まれるパターン。

女子高生と殺人鬼の体が入れ替わるという設定だけで、かなり強いなと。

可愛い女子高生が人殺しを楽
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.0

殺し屋が一般人になろうとする、というシンプルな話で面白い。

軽めのエログロ、シュールな笑いも好みだった。

それに群像劇バトルものとしても優秀かと。

普通こんだけキャラが多いと、とっ散らかりそうな
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.5

ホラ吹き親父が語る冒険物語。

物語的にも映像的にも美しく、現実と虚構の境目が揺らいだ世界観に引き込まれます。

映画というフィクションが好きな自分にとっては、フィクション(嘘)の持つ力、そしてその是
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unknown アンノウン(2006年製作の映画)

2.5

記憶を失った5人の男たちの生き残りを賭けた密室劇。

「誰が誘拐犯で、誰が人質なのか?」という設定自体は面白いはずのに、イマイチ緊迫感に欠けるし引き込まれないタイプの映画。

おそらく、オチに至るまで
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.5

トニー・スタークのキャラ像が好き。

スカヨハ参戦。

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.5

「アバター」と「スターウォーズ」をかき混ぜて薄めた感じ。その一方で、ヒロインのカーラ・デルヴィーニュの眉毛が劇的に濃ゆくて、映画の中身より彼女の眉毛の方が印象に残っている。

映像は確かに凄いんだけど
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.5

戦争映画でも久々に見るか、という軽い気持ちで観賞。

結論、久々なのもあってもか、かなり楽しめた。

戦争映画って、苦手意識というか、あまり得意じゃないジャンルだけど、今作はかなりエンタメ寄りに作られ
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

2.5

天国と地獄、悪魔祓い、聖水、十字架、など馴染みのない世界観においていかれた感じで、キリスト教の知識があればもっと楽しめたかもしれないと思った。

とは言いつつ、物語の展開や戦闘シーンがあまりに中二病的
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アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

3.0

「ネバーランド」「チャリチョコ」「シザーハンズ」 を超えて、ジョニーデップが最も白い映画。

白くなりたい願望が彼にもあるのだろうか・・・。

アレックス(2002年製作の映画)

3.0

最悪のラストから始まる映画で、時間軸が逆でストーリーは展開されていく。

時の無常さを痛感するともに、生きていることに感謝。人生一寸先も分からないけど、分からないからこそ、今生きてるこの瞬間を大事にし
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この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

3.0

暇を持て余した孤独な女の悲劇なのか喜劇なのか、その過程が描かれている。

前半は主人公の女に感情移入できないばかりか、ノロいストーリー展開も相まって、少々イライラ。

でも、後半の展開で盛り返した。
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#生きている(2020年製作の映画)

3.5

主な登場人物は、男女二人。

後は、ゾンビ。

コロナ禍をモチーフに超特急で作ったのか、政府からの外出禁止命令とか、長期間の巣篭もりの弊害とか、緊急事態宣言時の生活を想起させる内容だった。

韓国って
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