nccco

カテリーナ、都会へ行くのncccoのレビュー・感想・評価

カテリーナ、都会へ行く(2003年製作の映画)
3.0
@イタリア映画祭
パオロ・ヴィルズィ監督作とのことで鑑賞。
13歳のカテリーナが、父親の都合でローマに転校し、ハイソサエティの中ごたごたに巻き込まれながらたくましく成長していくお話。
ドタバタ感や階級社会の描写がいかにもイタリア映画っぽい。ヴィルズィ監督作品にはお偉い人に媚びを売っておこぼれを得ようとするだらしないお父さんがよく出てくるけれど、この作品のお父さんも同様。コメディタッチで描かれてるから観てて面白いけど、こんな人が実際お父さんだったらイライラすると思う。
両親の不甲斐なさを尻目に、若いカテリーナは都会での生き方を学び、夢を叶え生き生きと輝いていく。希望に溢れたラストシーンのキラキラ感が最高でした。人のふり見て我がふり直せ的な映画です。
nccco

nccco