日本の漫画の原点は鳥獣戯画みたいだけど、出発点はこの人だったのか。福沢諭吉に見い出され、渋沢栄一とも親交があったようで、大宮に住んでいたというし、その人の映画を深谷で見ることができたのも感慨深い。プ…
>>続きを読む漫画とは、というか北澤楽天と漫画の話な印象
わりと淡々としていて、とらえどころがない感じで、どう観ればいいか迷う
終盤に「そういう映画なのか」と個人的に納得できるところがあって、ラストあたりは面白か…
お粥のような映画。
日本発の職業漫画家である北沢楽天の半生を描いた物語だけど、「戦争と漫画」を絡めてよりドラマチックにダイナミックに描く様なことはせず、あくまでも北沢楽天の漫画に対する生き様、心の…
確かに漫画が生まれる話なんだけど、漫画が生まれる描写はほとんどない。
タイトルから予想される産みの苦しみ的なのとか、認めさせるために社会と戦うとかそんなシーンがほぼないのだ。
そもそも、漫画の生みの…
このレビューはネタバレを含みます
戦前の漫画家で「文スト」やっててかなり面白い。近藤日出造役の吉岡睦雄がひたすら楽天に絡む序盤の山下敦弘感だけで2兆点あげたいが、ラストの演劇+アニメで一気に怪作感高まったのも興奮した。終わりどころを…
>>続きを読む大満足の傑作。時勢に捉われず、自分がおもしろいと思うものを描いたりつくったりしていいんだと思える映画だった。
構成が巧みで、バラエティに溢れる内容もあり楽しめた。さらに篠原ともえの予想外の名演はうれ…
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