椿本力三郎

レザボア・ドッグスの椿本力三郎のレビュー・感想・評価

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)
4.5
ストーリーのジャンルとしては、
「強盗の仲間割れ」であり、オーソドックスではあるものの、
なるほど、この角度で切り取ると、
また、この順番でエピソードをつなげていくと、
こんな風に深みが出てくるのか!と驚いた。
過剰なほどに残酷なシーンが続くことも含め、
タランティーノの作家性の高さを感じさせる。
(確かにキンジ・フカサクの影響も見て取れる)

「パルプフィクション」「キルビル」は、
本作を見るとさらに味わい深さが増すことは間違いない。