ここには正しく計測されたギャグなどありはしない。もはやシュールでさえあるアイデアのつるべうちは、身体的コメディの撮り手の不在を感じさせぬでもないが、この史上最もナンセンスなコメディがバスター・キート…
>>続きを読む90度での出会い頭、ホコリを抱き合うようにはたき合う。
主人公の「ブラシのセールスマン」という設定に、アメリカにおけるセールスマンの地位の高さを思う。
私がこの映画が好きなのは、群像性によるものだ…
映画ファンはまさにこのような作品の存在を確認するために生きているのだろう。チラシに書いてあるのは本当か知らないが、正にマルクス兄弟の為に書かれたような作で、『~カモ~』に匹敵の快作・怪作。が、W・…
>>続きを読む『我輩はカモである』の方が好き。
辻角で出会い頭に衝突した男女が恋に落ちる、というベタ。飲み物は必ずコップに入れて飲む。編集とツッコミと音楽について考えた。
以下、シネマヴェーラHPより、無断転載…
借金まみれの小国のプリンセスに恋したブラシ営業マン。借金返済案が評価され、実行に動き出す。国民あげてオリンピックに参加し、優勝しようとするのだが、重量挙げ、砲丸投げなど、能天気な描写ばかりで、ハラハ…
>>続きを読むヤシの木
超楽しい映画。ションベン・ライダーの元祖みたいなシーンがある。相米はダダだった。やばいディゾルブあり。杖と車輪、帽子の戯れ。くしゃみ。どこからともなく出てくるギター。窓。汽車より爆速で走…
ヤギ(老人)とナッツ(狂人)しかいない街
めっちゃくだらないし、笑いの部分もふわっとしてるから明確な笑いどころがイマイチ掴みにくいけど、なんとなく変なのがずっと続いてるせいで終始ニヤニヤしちゃう。…