TOMMY

ワンダー 君は太陽のTOMMYのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.2
『あなたはワンダー。奇跡ね。奇跡の子。』

全世界で800万部以上を売り上げたR・J・パラシオのベストセラー小説「ワンダー」を、「ウォールフラワー」のスティーブン・チョボウスキー監督・脚本で映画化。

ごく普通の10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。

オギーを中心に、姉のヴィアや友人のジャック、ヴィアの親友のミランダなどの視点を交えながら物語が進んでいく。欲を言えばもっと色んな視点で物語を見たかった。尺の都合上仕方ないだろうが原作はどうなんだろうか?

高評価になる訳だ。誰もが共感できる様な内容で、ポジティブになれるハッピーエンド。素晴らしい。

何かをしたかったら、まずは行動すること。それが大切。登場人物みんな、それをしてる。そこがまた気持ちいい。一人一人歩幅は違うけど、1歩進めば間違いなく何かが変わる。サマーみたいに強い人ばかりじゃないだろうけど、ジャックやミランダみたいに遠回りしたりなかなか進めない時もあるけれど、それでも行動することで自分は変わる。そして周りも変わっていく。

担任の先生が言ってた格言がとても印象深かった。。『正しさよりも優しさを選ぶこと』。簡単なことじゃないけれど、誰にでもできること。

終業式のシーンで溜まってた汗が爆発。耐えられないわあれ。

PS.ヴィア役のイザベラは関有美子だったよね?
TOMMY

TOMMY