これまでも一貫して『女性の生きる道』を描いて来たスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル。
「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」と名作を連発してきた監督がまた一つ『愛の名作』を生み出し…
さまざまな鮮やかな赤が印象的。
ジュリエッタの波乱万丈な人生を描きながらも、親と子の関係性の流れの普遍性を語っているように感じた。
母親って、絶対的な守ってくれる存在から、自分が自立してくると重…
アルモドバルは裏切らない。
ドロドロ感は薄めではあるけれど、心の深層を描いた母と娘の人間ドラマに感情揺さぶられっぱなし。
例によって今作もどのシーンを静止画にしても絵葉書にできるような魅力的な美…
バッチリ決まる「懐メロ」オチ
貴重なスペインが舞台の映画。
マドリッドに住む主人公ジュリエッタが落ち着きのある独白で自身の半生を語る。彼女の後悔と悲しみが通奏低音となる回想型の作品です。
真っ赤…
このレビューはネタバレを含みます
娘の失踪精神的に破壊された女性ジュリエッタ(^o^;)
娘を見掛けた昔の娘の親友にばったり会ってそこから始まるジュリエッタが娘に手紙を書きながら、自分の過去の若気のいたりの回想物語が始まる。
ある電…
なんでこの監督は女の性根がこんなにもわかるんだろう。
いつものような狂気や起伏はないので、映画としては大人しいけれど、一人の女を通して、ひとつの大事なことをしかと心臓に受けとめました。
子はいつも…
いつもと変わらない、昼メロの様なアルモドバルワールド!
だけど、雪景色、海、山脈、湖、といつもの乾いた景色だけではない景色もみれました。
わたしもいつの間にか、ジュリエッタと一緒に過去の辛い記憶…
アルモドバルは天才!
どうでもいいような話しをしっかり映画にまとめるあたりは流石です!(^^)!
画(絵)もしっかりしてるし、盛り上げ方、尺どれもバランスがとれていて良いです。
1つ残念なのは変態度…