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『殺人容疑者』に投稿された感想・評価

HK

HKの感想・評価

3.4
「黒い画集」などの鈴木英夫監督によるサスペンス映画。キャストは丹波哲郎、土屋嘉男、小林昭二などなど

東京は今日も善人と悪人と様々な人々で跳梁跋扈している。ある日、深夜の新宿で一人の男が殺された。それと同じころ彼の証人なる女性もまた殺されていた。警察は女と関係があった男と、その男に恐喝をしている会社員も洗ったが白であった。果たしてどうなるのか…

和製ヒッチコックこと鈴木英夫監督によるサスペンス映画である。ただし「彼奴を逃すな」よりかはインパクト不足というか、そこまで大した作品とは思えない。

序盤は当時の警察が事件をどのように調査し解明していたかをナレーションを用いて丁寧に説明している。そこの場面はなんというか、今見るとちょっとかったるいのかな。時代のせいだなんて言いたくないけどちょっとばかり演出がくどいなとは思ってしまった。

後半になっていくうちに、全ての黒幕である木村商事の社長木村が追いかけられるサスペンス展開となっている。丹波を下水道で追いつめる所は視線の動きなどを使って緊張感あふれる雰囲気を出していてそこがとても良かったのだが、主役の丹波に共感ができないので何とも言えない。

丹波はこの映画が初主役らしいのですが本当に若々しいですね。流石アクション俳優だったこともありスレンダーで端正な顔立ちと程よく筋肉のある体型が溜まらないですね。

映画には、丹波哲郎以外にも、同じく鈴木映画では出ている土屋嘉男も登場している。あまり目立っていないが、彼と丹波の終盤の下水道でのサスペンス劇はとても良かったですね。

とにかく犯人を警察が捕まえるまでの過程で、日本のサスペンス劇場でよく見られる、犯人に対する深堀とか、説得のようなことをやってだれてしまう悪癖のようなものはこの映画では感じられない。ひたすら犯人を追いつめるところは緊迫感ある映像で見せているだけである。

このような形でひらすら犯人を追いつめるだけでも映画になるということを最近のテレビ屋映画などはやってほしいという気持ちもなくはない。

序盤の捜査シークエンスはかったるい所はあるのだが、所々笑わせる演出もある。「彼奴を逃すな」でもそうであるが、犯人の顔を断定する際に様々なパーツを合わせていく所とか見ていて面白いですね。

まあまあ面白かったですが、ちょっとばかりインパクト不足でしたのでこの点数にします。ですが見れて良かったと思います。
brian

brianの感想・評価

3.7
前半は新宿で起きた殺人事件を捜査する警察の行動を克明に描いている。
現場周辺の物的証拠を探したり聞き込みによる確かな情報を得ながら犯人像を徐々に浮かび上がらせていく。
後半は警察が犯人を特定して探し出し追い込んでいく。果たして結果は…。

警視庁、国警本部、科学捜査研究所の後援で製作されたドキュメンタリータッチのクライムサスペンス。
無名の俳優や劇団員が演じているのでリアリティが溢れており、終始スリリングな展開でスクリーンに釘付けとなった。

昭和20年代の東京や横浜のロケーション撮影では、大きなビルもなく人や車の少なさが印象に映っていた。"敗戦"の名残りなのだろうか。

初めての主役を演じた丹波哲郎は山形勲の代役を感じさせない、堂々とした佇まいで笑い方が豪快である。髪をかきあげる仕草に男の色気を感じさせた。

今日から丹波哲郎祭が始まった。
ロビーには彼が出演した作品のポスターや写真が所狭しと飾っている。
全ての作品を鑑賞するのは不可能だが、時間とお金の許す限りヌーヴォさんに行ってみたいと思っている。


http://www.cinenouveau.com/sakuhin/tanbatetsurou2023/tanbatetsurou2023.html
鈴木英夫監督①

映画の前半と後半で全然別物の映画のよう…

前半は殺人事件の捜査を警察が坦々と行い犯人を割り出していく過程がドキュメンタリータッチで描かれ、後半になると殺人容疑者丹波哲郎がひたすら逃げ土屋嘉男たち刑事がこれを追う怒涛の展開に…両者ともこれがデビュー作のようだがそのあたりの事情はネットで読める土屋氏のインタビュー記事に書かれていて非常に面白い。

全編にわたり当時の東京の街が観られるのも貴重だしロケ地を選ぶのが得意な監督なのか何度も渋い構図が登場する。
特に夜の街並みと夜明けの地下水路での犯人と刑事の対峙シーンは素晴らしかった。
それにしても丹波哲郎は背が高いし顔が日本人離れしてるし当初から映画俳優向きだったんだなあ…

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