良い奴も悪い奴も全員活き活きして画面中を駆け巡る。公園のシーンは木漏れ日がルノワールの絵そのままって感じでとても綺麗だった。特にヒロインと悪役社長は人間の生命力をそのままキャラクターにしたようなパワ…
>>続きを読むおもしろかったー!とても好きですこの感じ!!
わたしがあまり集中せずに観てしまったせいで途中何度か「この男性と女性の関係はなんだったっけ…」となってしまった。
けど、テンポも良いし、終盤バタラが…
ひたすらに第三者的視点を置きながら、ランジュの動機について説明的な展開でもある。
ひとりだけ、極めて特権的存在のバタラが居なくなり、ようやく民主性が確立されたかというところからのその崩壊が実に象徴的…
物語の悲喜劇が素晴らしいのは言うまでもないのだけれど、撮影の面でもとにかく素晴らしかった。
まず、人物2人をワン・フレームに捉えたショットが抜群に上手い。カット・バックを極力使わずにカッティングで細…
小さな町工場で働くランジュ氏のどこまでも真摯で誠実な人柄とは対照的に描かれる、その工場の社長であるバタラ氏の性根が腐った平気で嘘をつく飄々とした人柄。後半にて納得する邦題の意味。権力者がすべてを支配…
>>続きを読む久しぶりにルノワールみるか。って軽い気持ちで見始めたらとんでもない大傑作だった。
ルノワールで一番好きかも
「なんでそんなウソつくんだ!!」「バカだからだよ」→カット割ってデカい劇伴鳴って女性の顔…
いままで観た映画の中で最も笑いどころとされるところが怖い映画、ルノワールはおかしい…嫌われ者の社長(故あってペテン師なので神父の服を着ている)が撃たれて死んだ時、酔っ払いが「神父を!」と訴えながらぐ…
>>続きを読む