パリは誰のものでもない。演劇と陰謀と、処女作からすでにジャックリヴェットらしいモチーフでいっぱいだが、これはなんとも憂鬱。組織ってのは、人々の嘘だの演技だのにこねくり回されてるだけのなんでもない虚構…
>>続きを読むかなりゴチャゴチャしたお話で、ヒロインがあちこち動き回って真実を探っていくんだが、子供っぽいドタバタと陰湿な政治劇が混じり合わないまま混じり合って、探れば探るほどゴチャゴチャしてくるというお話。素っ…
>>続きを読む信じてきたことが実は邪悪な虚偽で、疑ってきたことが実は善良な真実だったとしたら?常識や風潮・流行を闇雲に信じ込むこと、例えば現代で言えばスマホの普及、それによるスマホの不可欠性、それは実は権力者やフ…
>>続きを読む「パリはわれらのもの」という題名なのに「パリは誰のものでもない」という文字から始まる
ゴダール、ドゥミが出てきて製作にシャブロル、資金提供にトリュフォーが関わってて監督がリヴェットというヌーヴェル…
「パリのわらわれもの」
1961年製作、ジャック・リヴェット監督の長編デビュー作でありトリュフォーがプロデュースした映画である。
物語は1957年の夏、アマチュア劇団の面々はシェイクスピアの戯曲…