1部と2部で膨大な情報量を丁寧な取材と構成でまとめあげ、観客を一気にチリのあの時代に引き込んだあと、3部で本当に撮りたかった、チリの民衆の自立、新たな政治がそこに生まれていく瞬間を映し出す。
闘う映…
チリのアジェンデ政権が倒されたというニュースは、リアルタイムでも目にした記憶がある。その後「ミッシング」など映画の題材としても取り上げられていたので、自分なりに関係書籍は読んできた。
しかし「チリ…
9/14 第1部
9/15 第2部・第3部
鑑賞。
ドキュメンタリーで、後から追いかけ撮影は簡単だけれど、これから変化していくものを追いかけるのは、実に大変で貴重な映像であると再認識。
よくぞ、撮…
パトリシオ・グスマン監督作品『チリの闘い』三部作をユーロスペースで一気に観た。
「第一部 ブルジョワジーの叛乱」社会主義政権を襲う右派野党の妨害工作、暗躍するCIA、ブルジョワジー叛乱とその収束ま…
今日は、9.11
三部作4時間23分!
一気に観てきました!
因みにユーロスペースは上映一時間前から
凄い行列&満席&立ち見ありでした。
正直、疲れました!
見終えて真っ先に浮かんだのは、
毛…
2016年1月、パトリシオ・グスマン監督の『光のノスタルジア』と『真珠のボタン』を観た。美しい映像と音に魅了され、作品に込められたメッセージに感動した。そのグスマン監督が東西冷戦下の70年代に選挙で…
>>続きを読むすさまじい。ともかく圧倒的。
70年代初頭のチリの混乱と混沌。画面に溢れる労働者、軍人、政治家たちの夥しい映像と証言の洪水に第2部までこちらの処理能力がついていけない。そんじょそこらの戦争映画や実録…
何という記録、そして記憶
70〜73年頃のチリ労働者階級を主とした平和的な手段による社会主義革命の成功と、軍のクーデター(黒幕アメリカ)によるその突然の終焉が記録されていて、これこそ今見るべき映画…
(c) 1975, 1976, 1978 Patricio Guzmán