中野浩一が本人役で登場する😲
西村和彦主演の競輪Ｖシネマ第２弾
原作漫画未読
黒沢清監督作品という事で録画したので
監督が違う第１弾も未見😅
物語上の直接的なつながりはないらしい
第１弾も西村和彦らしい

先行一本に勝負を懸ける破滅型の天才競輪選手の主人公・立花ワタル（西村）
財閥の御曹司でもある競輪界のプリンス（中倉健太郎）に対し、ワタルが勝手に😅闘志を燃やす😃
主人公を応援するスポーツ新聞記者に大杉漣😆

競輪よりトマトジュースがフィーチャーされてる気がするｗ🍅
レースシーンのアップは合成
あとは実際の競輪映像を流用
上半身は見せるが
さすがに下半身は見せない😅
競輪選手の太モモはそう簡単に作れないもんんね😃
茶色っぽい映像はわざとか経年劣化か😏
見どころはやっぱり競輪の神様、中野浩一が何度か登場して台詞まで喋るトコ🚲

黒沢清っぽくない題材なので
らしさは薄いけど全く無いかというと
そんなこともないような…
最後の最後に西村和彦がママチャリで激走して来たのには笑た😂
ライバル対決結果は意外とあっさり😨

• #競輪
• #Vシネ
• #トマトジュース
• #西武園競輪場
• #立川競輪場
• #花月園競輪場
• #小田原競輪場

もっとイロモノ映画を想像してたが普通に面白い天才vs天才、いや変態vs変態のスポ根映画だった。こう見えて競輪場のある街で育ったのでカンカンカンの音が懐かしい。西村和彦が意味もなくちゃんと段ボールに突っ込むし、死の臭いが立ち込める汚部屋（はやがて生の香りに包み込まれるが）や異空間へと繋がりそうな競輪場の地下通路（？）や待機場所（？）と場の活かし方が流石キヨシ。公園の遊具を用いたちゃんと練習の跡が垣間見えるアクション、むしろ異物として抜群の存在感を示す中野浩一（本人）、何よりバラバラになりそうな主役二人を繋ぎ止める大杉漣の快演に涙ちょちょ切れそうになる、両輪とペダル、的なね…。最後なんてスラムダンク山王戦のハイタッチの元ネタ説ある（ない）。西村和彦の練習着がこの夏渋谷に1日で20000人くらい観測されたであろうヘソ出しギャルと同じ丈をしている。

ジャンと言ったらフランス人。
もうひとつ。
ジャンと言ったら打鐘(ジャン)。
🚲競輪で鐘を打ち鳴らすこと。

※ふたつとも このフィルマで教わったことです（ありがとうございます♪）


黒沢清が描く競輪の世界。直情型主人公のあまりの変人具合に笑った。猪突猛進とはこのことか。段ボール箱にだって飛び込んじゃうよ。主人公立花ワタルが偏愛してやまないのは常に1位の清原。あまりの偏愛ぶりにも笑ったった。競輪してるときの、ふくらはぎとか、きゅっと引き締まったお尻だとかに見とれてしまって、観てるわたしも変態になりそう（ならない）🚲　ふたりの勝負の間には大杉漣が。こんなことしてたら出禁になるよと言われても全く意に介せずしかも出禁にならない大杉漣。風に揺れるカーテンは登場しなかった。競輪場の地下通路がとても印象的。


「先行一車は黙って買え」←今、知った格言
でもこの映画では観客含めてみんな黙らない


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持っている本のなかにあった、公開当時の監督の発言？を以下に記します。

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　昨年『打鐘・男たちの激情』という競輪の映画を撮った。その取材の時、出走直前の選手を目の前で観る機会があったのだが、若い選手が闘志と緊張で本当にからだをブルブル震わせていた。あんな状態でちゃんと走れるんでしょうか、と係の人に聞いたら、「走ってるうちに緊張がとけて、あとは闘志だけが残る。勝負はそれから」だそうだ。（新聞広告「私と競輪」）
黒沢清『映画はおそろしい』p288（青土社）2018年

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