ひとつのヤンデレ。
なにを目的か水門を開放している女性。村は教会の行進で出払ってる。そそくさと現場を後にした彼女は、道草で見つけたうずらの巣の卵を破壊。やばい。流れる大量の水。牧場の動物たちが溺れ…
No.3113
『人間の狂気と不信は、"足し算"ではなく"掛け算"』
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ジャンヌ・モローは、お色気系より、こういう悪女系のほう…
マドモアゼルと呼ばれる女教師兼(どこかの)職員(ジャンヌ・モロー)の悪女ぶりが際立つ映画だった。
マドモアゼル(ジャンヌ・モロー)が洗練された衣装にもかかわらず水門をあける風景から始まる。水門を開…
「マドモアゼル」
本作は1966年にイギリス・ニュー・ウェイヴの一人であるトニー・リチャードソン監督がフランスヌーヴェルヴァーグの代表的女優の一人ジャンヌ・モロー主演で撮った英仏合作映画で、久々に…
災害救護にいそしみ、伐採の束の間に昼寝するマヌー。厚い胸板と体毛に伝う汗の臭い。マドモアゼルの「視線」は紛れもなくジュネの脚本(意思)が反映している。
三島由紀夫著『仮面の告白』の中で、「あちら…
まともじゃねぇマドモアゼル
村社会の陰湿さと差別に辟易し、孤独な女の歪んだ欲望に倦厭すること必至の官能スリラー。
冒頭から鳥の巣の卵を握り潰すという異常性が顔を出し、品行方正であるはずの教師とは…