【自己認知の歪みの極地へ】
スウェーデンのリューベン・オストルンド監督のブラックユーモア炸裂のヒューマンドラマ。
〈あらすじ〉
アルプスの高級リゾートにバカンスにやって来たスウェーデン人一家。目…
セカイジュウで起きたこと
見事としか言いようのない脚本
それを自ら演出した監督のセンスも素晴らしい
しんどい内容で「面白くない」と 感じる人たちの気持ちも十分に分かる
ですが この監督に才能やセ…
このレビューはネタバレを含みます
2024年 135本目
・おい!!はよ謝れ!!
・大好物のシニカルブラックコメディ。はよ謝れよ!だけで全然飽きずに2時間持つのがすごい。
・トマスは変なプライドが邪魔をして、一向に過ちを認めない。…
高級スキーリゾートで過ごす家族に起こるハプニング。一見普通の仲良し家族に見えるのだけど、まあ、家族、夫婦って色々あるよねぇ…ってすごく考えさせられる内容でした。
Amazon Prime Vide…
このレビューはネタバレを含みます
高級スキーリゾートを訪れた家族。その雪山で"人口の雪崩"に驚いた父親が、家族を放って逃げてしまったことから、平凡な家庭が急速に歪んでいく。この出来事がもたらした夫婦間の傷の行方は…。父親として崩壊し…
>>続きを読む- ドローンの独白妨害シーン神
- 息子による父親への圧力、お前が始めた家族だろ演じ続けろと
- 夫婦というパフォーマンスと家族を成立させるために必要ななりすまし
- 一貫して社会全方位的な配置
-…
規模としては1つの夫婦間での家庭問題なんだけど、それを広大な雪山で行うことで小さなことのようでとても大きな問題であるようにも捉えられるし、また逆でも捉えられて面白い。最後の終わり方で見終わっても考え…
>>続きを読むFredrik Wenzel