KEKEKEさんの映画レビュー・感想・評価

KEKEKE

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ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.0

- おもしれー
- ギャグと暴力とカタルシスのみ、みたいな
- カンフー映画の不文律、陵辱→修行→復讐→ハッピーエンド

サイコ(1960年製作の映画)

4.0

- おもしれー
- あくまでも「焦燥」でドライブして恐怖に寄りかからないホラー
- 最後のシーンで突如浮き彫りになる母親による支配の片鱗
- マザーコンプレックスってホラー

蛇の道(1998年製作の映画)

3.0

- 確かにぐるぐる繰り返しなのに無秩序ってあんまりなかったかも
- 哀川翔の半身の演技が裏切りの気持ちよさと気持ち悪さを増幅させる気がする
- ストーリーマジデワカラナイヨ

関心領域(2023年製作の映画)

1.0

- 遊戯王のフィールド魔法みたいな邦題好きだ
- アウシュビッツの所長一家を客観的に描写することで、現在の私たちも彼らと同様に搾取や犠牲の上に成り立つ「豊かで安定した素晴らしい生活」を送り、その塀の外
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

- 終始良くないビデオを見せられている感覚すごい
- 空回りする洗濯機の音がまだ後ろで聞こえてる気がしてシャレにならない
- この手の作品としてのレベルがめちゃくちゃ高くてのめり込んで見れた
- 小学
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(2023年製作の映画)

4.0

- グリーンナイトもそうだったけど、圧倒的に脳が主権を握る世界で身体と意識を繋ぎ止めるロープとしての首、というテーマが綺麗にはまっていてかつ、男性主体の社会における象徴としても機能している様を巧妙に描>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.0

- 上映中ずっとどうしてこれをホラーとしてカテゴライズしたのかがしっくりきていなかったんだけど、U-NEXTのおまけを見たらやはり作った本人たちですらホラーとして受容されることを想定していないと言及さ>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

5.0

- 初小津
- モノクロ作品ということで身構えていたのだけど、意外にも思い描いていた戦後というよりかは、そのイメージと現在のちょうど中間の位置にあたる家族観を見ている感じでむしろフレッシュな印象すら受
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アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

2.0

- 登場人物が善人じゃないところがいい
- コーチェラのステージを求愛に使うことを「いつもの奴」としてる男すごい
- 意味とか教訓が一切無いのがいい

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.0

- これはあくまでも黒人の立場が変わりつつある現代において、次の視点から黒人をセルフエンパワーメントする作品で、もし過去に彼らがセルアウトしたものを自分たち日本人がありがたがって観てきていたとして主張>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

5.0

さいっっっっこう!!!!!!!!!!!!!!!!!

バービー(2023年製作の映画)

2.0

- 俺はいつもナヨナヨ被害者面して生きているけど、日本人男性が生まれながらにして高い下駄をはかされている事を忘れてはいけない!
- ケンの背後に大量のアランがいることも忘れない!
- グラデーションの
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

2.0

- クローネンバーグの主張はもう映画を観ずとも何となくわかるようになってきてしまった
- 監督作は人体の内へと向かう過程のジャーニー感が好きなのだけど、今作に関しては意識から変化への道のりがどうも閉塞
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

- 一月前に見てかなり記憶が薄れてしまっている
- ソーシャルネットワークとダンケルク
- クローネンバーグばりのセックスシーンとても好きだった
- IMAXで見る意味をTENETの時ほどは感じなかっ
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

5.0

年初に行ったグランピング施設を思い出した、そういえはあの時たらふく食べた肉やビールを凝縮した私の糞尿はどこへ行ったのだろう、適切な処置をされ、近隣住民の合意がとれた方法でまた誰かの生活用水にでもなった>>続きを読む

愛と激しさをもって(2022年製作の映画)

3.0

- ドゥニのマスタークラスも併せて観てきた
- ドゥニ、マジで背筋が真っ直ぐ過ぎてたまげた!77歳?
- 映画のストーリー性を毀損してしまいがちなスマートフォンが、寧ろそこにある繊細な心の揺れ動きや、
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

5.0

- 現代アートを批判的に用いながら決して否定していないことは明らか
- 寧ろ映画という表現手法自体が現代アートを取り巻くトートロジーな社会システムと同じ船に乗り旋回する芸術/商品であるのだから、それを
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

5.0

- ドローンの独白妨害シーン神
- 息子による父親への圧力、お前が始めた家族だろ演じ続けろと
- 夫婦というパフォーマンスと家族を成立させるために必要ななりすまし
- 一貫して社会全方位的な配置
-
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海がきこえる(1993年製作の映画)

4.0

- なんか良かった
- 見た後で普通に、2人ってお互いのこといつから好きだったんだろうって感想が出てくるのは良い映画だからなんだと思う
- 構図のセンスというか、時折ドキッとさせられる画があって(電話
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

1.0

- ティ目(ティモシーシャラメ目的)
- カスのララランド
- 監督自身が自分は今不調だけどまだやれますって言い訳するための映画?

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.0

- CM的で独特な画面割り生理的に受け付けない人もいそうだけど、アクションは真面目にすごいことやってる

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.0

- オープニングがティムバートンのチャリチョコと同じなのに、これからろくなこと起こらない予感がするのすごい
- 赤いドレスを際立たせる為のビフォーの衣装、パジャマすぎる
- マッチ売りの少女と関係なし
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

- part1でアトレイデスの屋敷にあった巨大なサンドワームのレリーフとポールが対峙する印象的なシーンががあったが(アートブックのジャケットにもなっている!)、現実においても宗教画が何故巨大で、何故あ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

5.0

初:2021/10/15
再:2024/03/10

- 父親世代におけるスターウォーズ的定番になり得る名作
- この作品の光の使い方がSF映画のスタンダードになってほしい
- 今後これを超えるヴィジ
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メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

初:2019/10/28
再:2024/03/10

- 最近息吹を読み返して、勢いであなたの人生の物語も読み始めたのでまた見たくなった
- テッドチャンの文章を読むときに思い浮かべる建築の意匠がどう
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EO イーオー(2022年製作の映画)

5.0

- 実際のところロバが白馬に憧れることもなければ、虐げられている動物に悲哀の感情を向けることもないだろう(というところから初めていいんだろうか、この作品は私がまだ知らない視線で動物に寄り添っているよう>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

- 金の採掘から始まるやつだいたい名作
- この手の映画の中でもトップクラスのバカさなのにめちゃくちゃおもろい
- おっさんが人殺しまくる系映画あんま乗れないがちなんすけどこれはかなり好き、殺人特化!
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

- 大量生産工業製品のごとく定型化されたシナリオやカメラワークもある閾値を超えた地点で様式美となりフェティッシュを引き寄せる
- 自分の知らない、いやいつの間にか忘れてしまった「作法」みたいなものがあ
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

5.0

初:2021/04/20
再:2024/03/02

- 大好きな映画
- なぜなら面白すぎるから
- 鼻血ゲロのシーン好きすぎて今まで何度リピートしただろう
- あんだけやって滑稽にならないってすご
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イノセンツ(2021年製作の映画)

5.0

- こう思うことって結構稀なんだけど、なぜもっと早く、なぜ劇場に足を運んで観なかったのかと後悔した、続けて2回観て2、3日ずっとこの作品のことを考えた
- アナとアイシャの関係を羨むあまり劇中のあらゆ
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.0

- てんこ盛りでおもろい!
- そうそうコレコレ!ってシーンがたくさんあってお得
- カメラマンがカメラを回し続けるインセンティブがなんなのかだけ気になった

ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.0

- テンポが良くていい
- オープニング、ジャンプスケアの見本としてよく見る気がする
- 鬱とそれを支える家族の話

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

2.0

- 父親の足折るとこまではおもしろい!
- ある年以降の日本人は「テレビの前のみんな!部屋を明るくして離れてみてね!」で育ってるから、メタフィクションネイチャーなんだよな
- これはポリゴンショックか
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