クリーム

ねこぢる草のクリームのレビュー・感想・評価

ねこぢる草(2000年製作の映画)
3.9
内容は、ざっくりしか解らないけど、好きな世界観でした。たまには、こんな作品も新鮮で楽しい。30分と短いのも観やすくて良かったです。絵は可愛いのだけど、やってる事はグロい。可愛いから、気持ち悪いとかはないと思いますが、不思議な世界です。私は楽しかったです。

主役は猫の姉と弟。 姉にゃーこは5歳。 にゃっ太は3歳。にゃーこは、 病気で寝込んでいた。にゃっ太は死神が、にゃーこを連れて行くのを目撃し、にゃーこの手を引っ張ると魂は分裂。半分を死神に取られ。半分をにゃーこに入れると廃人の様になったにゃーこ。
にゃっ太はにゃーこを連れて、サーカスを見に行くのでした。



ネタバレ↓



廃人にゃーこの絵がめちゃくちゃ可愛いくてずっと廃人でいて欲しかった。

本当に人体を切断して血が飛び散るショーや大洪水になった町を、一匹のブタと共に船で漂流し、お腹がすくとそのブタの一部を切り開き焼いて食べる。また、その豚を殴り殺したり、にゃっ太も豚に腕を噛まれて腕がチギレ、それを縫って貰ったりと中々、グロい事をしてるのですが、愛らしいキャラクターと絵でグロさを上手く中和している。
機械の森で、赤い花を見つけ、にゃーこに嗅がせるとにゃーこに魂が戻り、元のお姉ちゃんになるのでした。
そして、元通りの世界で、にゃっ太がトイレに行っている間に、家族が一人ずつ姿を消して、世界の電源も切られ、砂嵐が広がり終わります。

ダークだけど、可愛くて、詳しい内容は意味不明。それでも絵は味があって可愛く、面白い世界観でした。
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