16.2054
自身の過去により復学できないストレス→子育てのストレス→家庭内の不和と連鎖するストレスと、戦時下、宗教的女性への抑圧といった大きな下敷きが物語終盤まで観客を上手くミスリードする。家…
戦時下でホラー映画は成立しない(現実の方がよほど恐ろしいから)、と評したのは誰であったか。本作に出会ってその言説は間違いだったのだと気付く。
不発弾とともにやってきた「ナニか」におびえる母娘。戦火…
このレビューはネタバレを含みます
最後の方まで子供ムカつくなぁ…とばかり思ってたけど、そういえばこの母親最初から最後まで復学できない腹いせでイライラしながら旦那と口論したり、子供の話空想だって決めつけるし(よくあるけど自分が体験して…
>>続きを読む「I came by」ババク・アンバリ監督のグロなしホラー。
イ・イ戦争中に爆撃を受けたアパートで起きる怪異現象。
アラブの伝説的精霊ジンに狙われた娘を守ろうとする母の苦悩を描くが、大局的に自由の…
ジャパニーズホラー的なじわじわじめじめしたホラーでよかった、けど正直それよりも戦争の恐さと戦時下を生きる母親に対する社会(まわりの人間)の態度の怖さを痛感する作品だった
そんなことより日本版ポスタ…
ホラーを見慣れてないので怖かった。でも気付いたことがある。
男性(器)のメタファーであるミサイルが連れてきた魔物シデー。その姿は一定ではないが、男性主導の社会で抑圧される女性の象徴としてのスカーフ(…
戦時下のホラーというと
「パンズ・ラビリンス」
がすぐ思い浮かぶけど
こっちもなかなか面白い。
ヒジャブが襲ってきて
ヒジャブの中を彷徨いながら
娘を必死で探すとこなんか
如何にもイスラム界のホラ…
08.19.2020
10.27.2022
最近あった出来事もあり授業にて二年ぶりに鑑賞したが、後半でクラスのリアクションが一気にヒートアップして、なんだか凄いものを見てしまったような感覚に...…
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