不器用で、強がりで、お金がなくて、変人で、タイミングが悪くて、夢は叶いそうになくて、逃げるみたいに家族の元に帰ればあたたかくて、でも現実に戻れば、大好きな親友には先を越されたような、半ば裏切られたような気さえして、非モテといじる気のおけない友人にも彼女ができて相手にしてくれない。なんど鏡をみても冴えない自分の顔、まあ嫌いじゃないのだけど。
そんなどうしようもない27歳の現実、どの国でもこんな感じなのかと思ってちょっと笑いながら、胸がちくっとする。同じ年齢で同じような生きづらさを抱えている、ような気がする自分をぎゅっとしたくなる。がんばってるよね、わたしたち。思ってた道じゃなくてもきっと自分らしくいられるよね。なんかうまくできないけど、大丈夫だよね。
グレタ・カーヴィグ、高慢と偏見の非モテ女イジりが好きすぎるやろ、ていうかフランシス役、グレタ本人なの！？自伝映画？
