人造人間作っちゃおう♫
人間の生と死の秘密を見つけた主人公の大学生フランケンシュタインが釜を使って人造人間作っちゃう系ホラー。

メアリーシェリーの小説を原作にした世界初の『フランケンシュタイン』映画です。原作は10年くらい前に読んだので良く覚えてませんが、かなり改変されてるように思います。

特筆すべきは、人造人間を作る過程の描写。釜の中で次第に人造人間が出来ていくのですが、周りの煙が中心部分に吸い込まれていくとともに、泥のようなものが積み上がっていく。それがどんどんと人間のような形になっていき…というどうやって撮影したのかわからない映像に驚き！

そんで出来上がる人造人間くんはボリスカーロフが演じたあの有名な怖〜い見た目じゃなくて、何日も風呂入ってなくて洗濯も1年くらいしてないおっさんみたいな感じでした（笑）まぁ不気味なんだけどね。どこかコミカルな感じ。なので被創造物の悲哀という点では抑えめでした。

物語的にも原作とは違ったアプローチ（多分）をしていて、生と死や虚栄心に魅せられた主人公の負の感情が具現化したものが人造人間のような解釈をしてるように思います。実体はあるんだけど、主人公の心の中の機微を人造人間を用いて描いた作品って感じでした。フランケンシュタインと人造人間は表裏一体な存在であり、重要なアイテムとして鏡を利用するのも象徴的。サイレントでセリフなしでも映像だけで訴えかけてくる演出は素晴らしいのひとことですね。

YouTubeで見れるし、13分ほどで短いのでオススメ♫

• #ホラー映画と怖い映画
• #hora_短編ホラー

『フランケンシュタイン』初の映像化作品。

1910年代なのでもちろんサイレント映画。そうでありながらも、音楽の使い方、そして何より怪物の造形が悍ましい。過去最高レベルに恐怖を植え付けるようなルックスをしています。

鏡を使った映像トリックにも注目です。

• #盆栽の1910年代ホラー

世界初のフランケンシュタイン映画。

大釜で怪物が生まれていく過程が凄まじい衝撃💥
ツギハギの人形をヒモで動かしてるんだろうけど、それによって「怪物のおぞましさ」が際立っているように思う。
ラストの展開も、「フランケンシュタインの悪の心から生まれた怪物が消え去り、大団円を迎える」というベタベタ…というか現代なら怪物に感情移入してできないような展開に時代を感じるなぁ…
まあ100年以上昔の作品だから当然なんだけどね！

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